「地上最大のロボット」のリメイク作品です。
他出版社の「ブラックジャック」リメイク作品群と比べると、
作品としての完成度は類を見ないです。
(※あれはあれでダメではないんですが、なんというか、
アンソロジーはアンソロジーだなぁと。
リメイク版にしても、焼き直しをしているだけで、
新しい発見がないなぁと思っているので…)
あらすじをWikiからどうぞ。
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人間とロボットが共生するようになった時代。スイス最強のロボット、モンブランが殺された。
同じ頃、ドイツのロボット法擁護団体の幹部が殺害された。
二人の遺体の頭部には“角”の様な物がほどこされていることからユーロポールが誇る高性能刑事ロボット、ゲジヒトは同一人物による犯行と考え捜査を進める。ゲジヒトは犯人の標的が自分を含めた7体の、大量破壊兵器になりうるロボットたちだと考えるが…。
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アトムが可愛いです。ウランは生意気な感じです。
主人公は、原作と違って、刑事ロボのゲジヒトです。
ロボットの人権、戦争の悲しみなど、
手塚先生がこの話以外でテーマとしていたものも織り込まれていて、とても深いです。
泣けるシーンが山盛りあります。
出版されるごとに買っていたので、先がなかなか読めないもどかしさがありました。
ちなみにこの作品を読んだ後、鉄腕アトムの方を読みました。
縦糸と横糸な感じに思いました。
手塚先生による縦糸に、新しい模様の横糸織り込んだ。そんな雰囲気の作品です。
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購入金額
4,470円
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購入日
2009年頃
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購入場所
kazさん
2011/11/05
というか、浦沢直樹さんが好きで、作品はほぼ読んでます。(^^)
Monsterや20世紀/21世紀少年にもかなりハマりました。
独特の世界観が良いですよね。
退会したユーザーさん
2011/11/05
パイナップル・アーミーやキートンなんかもいいですね。
プルートーは浦沢作品に生まれ変わってます。
換骨奪胎という言葉がこれほど当て嵌まることはないのでは?
いい作品です。
アトムがカタツムリと遊んでるところは
完全に人間でしたね(・・b
marchinさん
2011/11/05
私はパイナップルアーミーではまりました。
大体、読み始めると引き込まれる作品が多くて・・・
瀬川ゆまさん
2011/11/05
ふじしろ♪さん
2011/11/05
浦沢さんの作るお話は、微妙なところにしっかり張られた伏線を回収してくれてるので、
読みやすいですよね。
Monste、私もはまりましたw
20世紀/21世紀少年は長いので、手を出すと終わりだと思って(全部買ってしまうw)まだ手を出してません(笑)
世界観がいいですよねー。
なつめぐさん>
浦沢さんいいですよねー!
中学生くらいまでのころは、あのタッチが苦手だったんですが、(青年誌!という感じなので)
大人になると読めるようになりましたw
絵柄ではなく、ドラマが魅力ですね。
そして、カタツムリを見て、狂いそうになってたアトムが我に返るんです・・・w
marchinさん>
パイナップルアーミー!
あれも読みました!
…今はほとんど覚えてないんですが…(汗
長々と読んでしまいますよね。
ふじしろ♪さん
2011/11/05
いつでも読みにどうぞw