PCNETアキバ店のオープン記念で２９９９円で売っていた端末を２台、一台は友人へDAPとしてプレゼントし、もう一台はせっかくだからということで自分用に購入しました。各所でいろいろ言われている初代ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯ!!ﾛｳｽﾞZ ISW11Fです。購入した状態では購入初期状態のAndroid 2.3でしたが、今更生姜パンもないうえにこのままだと本当に電子ホッカイロにしかならないので２台とも即Android 4.0.3へアップデートしました。SIMなしWi-Fi運用端末になります。

端末としては２０１１年秋に販売されたWiMAX対応機になり、同時期にHTCのEVO 3Dやau初のiPhoneとなったiPhone 4Sが販売されています。富士通東芝コミュニケーションズ製の端末で、当時としてはTi OMAP 4430 デュアルコアプロセッサに1GB RAMを搭載した高機能端末でありながらおサイフケータイ機能やワンセグといったいわゆるガラケー機能も搭載したのが最大の売り…であったのですが、設計上いろいろ問題があったのか発熱がひどくて電子ホッカイロになったりそれを使用だと言ってしまったりいろいろ話題になった機種です。とはいえ数回行われたアップデートでまともになっておりAndroid 4.0.3へのアップデート後は温度問題のほうもかなりましなほうへ改善されたようで、実際白ROMで使っているのもあるのですが意外と普通に使える端末で拍子抜けしました。むろん異常な発熱も改善されているので予想以上に回路にならないなぁという印象。電子カイロとして使いたいならむしろ初期FWで使い続けるのがベストかもしれませんw

電子辞書のデータも富士通から無料でダウンロードできて２９９９円で購入するのであれば下手な中華パッドよりも全然お買い得な一台だと思います。ただしワンセグの電波のつかみは非常に悪いです。

この機種や兄弟機初代ARROWS X LTE F-05D、ISW13Fといった初期ARROWSは端末としていまいち不安定というかネタ方向にいじられた機種で現在のARROWSは普通にいい機種になってきているのですがこの時のイメージが最悪だったせいか「ARROWSは買わない」「ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯ!!」という人は結構多いと思います。実際ISW13FからXPERIA Z1に乗り換えた方が「ARROWSには悪い印象しかない」という話をしていたりするのでここら辺の罪はかなり大きいと思います…