1952年発行ですから60年くらい前の本ですね。
古本屋で見つけました。
私が星を見始めたころに買ったのも野尻抱影の著書でした。
この本は旧かな使いなので読むのに少しだけ努力が必要です(^^;
インデアン座は印度人座となっています。Wikipediaによればインデアン座はアメリカ大陸の先住民族に由来するとありますが、野尻抱影さんはインド人と認識したのか、それともインデアンを印度人と記したのか不明ですが、そのような観点で見ても興味深い本です。
発行当時アルゴ座は4分割されていたはずですが、この本ではとも座、りゅうこつ座、ほ座の三座に区分していると記されています。当時の日本の星座の認識と世界の認識とのずれなのか野尻抱影独特の考えなのか興味は尽きません。
==== 2018/05/20 追記 ====
たまたまWikipediaを見たらインディアン座の項目が書き換わっていました。
インディアン座の由来はやはりインド人であるとなっていました。アメリカの先住民族ではなく、インドの人ということのようです。Wikipediaの履歴を見ると2013年にこの部分の訂正がなされていました。
野尻抱影さんはインド人と認識していて印度人座と書いていたのですね。
Wikipediaは参考程度にして鵜呑みにしてはいけないという好例になってしまいました。
ここに訂正します。
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購入金額
600円
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購入日
2011年09月頃
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購入場所
aoidiskさん
2011/10/08
時代がはぐくんだモノを感じますね。
よいな~
frogさん
2011/10/08
昔のものはいいものが沢山ありますね。
なんだか今より時間がゆっくり流れていたというのがはっきり分かります。
今は急ぎすぎなんですよね。