よりによって昨日の段階で写真撮影をすませてしまい、今夜に登録しようとしていた本がコレ。このタイミングで登録していいものか悩んでしまった。
ましてやアップル製品が手持ちになく、仕事先などでしか使ってない上に、普段バカばっかりやってる私がこのタイミングで登録するのは不謹慎じゃないかと。
しかし登録させていただきましょう。一つの時代を築いた創業者の早過ぎる別れを惜しんで。
親が仕事で使うために1993年に購入した入門書。
「仕事で使うために」と書いたが、実は我が家にマッキントッシュ…というかアップル製品は一度も来ていない。
私自身も学校や仕事場で使っただけで、家にはマッキントッシュがないのだ。家のPCは自作ばかりでWindows祭り。音楽プレーヤーも安物ノンブランドだし、携帯電話は従来型の折りたたみだ。
その内容は典型的な入門書だが、スクリーンショットとイラストを多用した作りは現在の入門書と大差なく判りやすい。
何より驚くべきは、この93年の時点でマッキントッシュの基本操作が確立されていたこと。親が購入してから7年程たって私がマッキントッシュを触る時もざっと読んだのだが基本操作に関しては十分参考になったのだ。本自体が基本を抑えているというのもあったが、いかに洗練されたインターフェイスを持っていたかが伺える。
…なので私は前半くらいの基本操作の部分しか読んでないのだ(オイコラ
しかしさすがに93年刊行の本。ハードウェアに関しては時代を感じさせてくれる(2枚目)。最廉価モデルのColorClassicで238000円。モトローラ68030 16MHz 4MBメモリ 80~160MBHDD。最高クラスのQuadra系でやっとHDDは「GB」に到達する。
今やメモリは8GBや16GB搭載PCがゴロゴロしていて、4TBHDDが発売されようとしているのだからこの18年間でまさに「桁」が変わったということですね。
また、はじめに書かれている概要もなかなか面白い(3枚目)。
--引用--
パソコンが簡単に使えるものであれば、「オタク」などといういわれなき中傷は減ることでしょう。誰でも使えて、とても簡単で、しかも楽しいというようなパソコンであれば問題ありません。
その理想に一番近いマシンがMacintoshで、通称「マック」と呼ばれているコンピューターです。
--引用終了--
…パソコンが最早一家に一台どころか一人一台も珍しく無くなってきたのに私は完全なるPCオタク扱いです本当にありがとうございました(お前は仕方ない)。
しかしiPhoneをはじめとするスマートフォンと言う形で誰にでも使いこなせる&楽しめる装置という「この本が描いた未来」が出来上がっているのかもしれません。
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購入金額
1,575円
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購入日
1993年頃
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購入場所
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2011/10/06
追悼記事としても問題の無い内容、よくぞupしてくれました。
で、なんでCoolは1回しか押せないの?
って気持ちです。
退会したユーザーさん
2011/10/06
マックの基本姿勢もよく判りますた(・・b
某支配人さまがいみじくもおっしゃってるように
なぜく~るが何度も押せないのか・・(ry
下小川さん
2011/10/06
一度押したら消えますからね~私も連打したいレビューは山ほどあります。
マック自体はそこそこ触ってるんですが、「持ち物」として登録できるのはこれくらいだった&パソコン関連本の中では一番古いのでハードウェアの時代差が面白かったぐらいな感じで、結構気楽に登録準備してたんですよ。あと「オタク~」のくだりをやりたいがために(オイ
まさかこういうタイミングになってしまうとは残念です。
下小川さん
2011/10/06
まあ私がさわったマッキントッシュは一番古くてiMacなんで復帰後ですけど。
kenさん
2011/10/07
68030懐かしい響きです。
私もこの頃のMacから触っていますが、Mac OS **(漢字Talk *)とMac OS Xで
内部が変わりましたが、基本的なGUI部分は変わっていないのは、凄い事ですよね。
下小川さん
2011/10/07
残念ながらこの時代のマッキントッシュ…いやウインドウズも触っていないので、2000年頃のiMac&WindowsMeがそれぞれの初使用なんですよね。まだまだ若輩者です。
でもほんと、内部は変われど現代に通じるGUIを持っていたのは凄いとしか言いようがありませんね。