レビューメディア「ジグソー」

M78星雲から地球観測に来た恒点観測員340号

↓この夢の国から我が家にやって来たセブン。


大好きだったウルトラマンの中でもとくに好きな「ウルトラセブン」は1967年10月1日~1968年9月8日放映。
時代を超えて愛される名作中の名作ではなかろうか。
「レッドマン」という名前が相応しい赤い戦士。
メカニカルなデザインを採りいれ世に送り出したのは、あの成田亨氏。
CIMG8907.JPG
CIMG8907.JPG

近頃DVDで観直しているのですが、子供に分かりやすい勧善懲悪の単なる活劇でなく、現代社会への風刺や警鐘が色濃く、見せ場であろうはずの怪獣とウルトラマンの戦闘シーンが極めて少ないのことに驚きました。
宇宙人モロボシ・ダンが地球人と敵側の宇宙人とのはざ間で葛藤するシーンがあったり、誤解から生じる紛争やら、すっきりとしない後味の悪い話も多いのです。
放映当初、視聴率が低かったのもうなずけます。
観たがっていたはずの息子は、なかなか怪獣との戦闘シーンが始まらず早々に飽きてしまい、たいていは寝てしまうかブロックで遊びだし始めます。
しかし、特撮番組として精度が低いわけではなく、制作後半で資金に行き詰まりを見せてしまうくらい、見応えのあるセットや(当時の人気番組「サンダーバード」を意識した)プロップ、前衛的で高度な撮影技術を楽しむことができます。
ウルトラ警備隊員が乗るクライスラーインペリアル改造、憧れのポインター号は今見てもカッコイイ。
後世に残る名場面、夕陽の決斗.JPG
後世に残る名場面、夕陽の決斗.JPG

こちらのソフビは1978年にポピーから販売されたものです。
硬質素材でできており、劣化のせいか白い粉状のものが所々でておりました。
何度かウエットテイッシュで拭ってみたのですが、時間が経つとまた粉吹きになってしまいます。
自立も少々難しい感じなので、キングジョーに立てかけるようにして飾っております。
経年のせいで剥げかけた部分もあるのですが、頭部や胸、肩のアーマー部の銀色の塗装も丁寧です。
気に入っているのは、おそらく手作業であろう目の彫りこみ具合。昭和のオモチャ感がしてとっても存在感があります。
  • 購入金額

    840円

  • 購入日

    2011年09月頃

  • 購入場所

18人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • リンさん

    2011/09/12

    ウルトラマン大好きです!
    それだけでCoolですね。セブンはやっぱり大人が好むウルトラマンですかね。
    うちの親もセブンが好きだと言っていました。
  • vingt-et-unさん

    2011/09/12

    はじめまして、リンさん!
    どうもありがとうございます。

    >うちの親もセブンが好きだと言っていました。

    とういうことは・・・(笑)
    それではこれからリンさんのお部屋を覗きに参ります。
  • リンさん

    2011/09/12

    www
    ウルトラマンシリーズの人形を並べてお待ちしております^^b
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