アニメ「ルパン三世」のジャズ系アレンジ4作目。いままで「トリオ」という形を大切に、またJAZZの文法に忠実に編んできたこのシリーズだが、
少し目先を変えてメンバーを流動的に、また構成も人数を増やし、アレンジも小粋なボサノヴァや16ビートのフュージョンをとり入れてオサレに変身した作品。もともとルパン三世が持っている、粋で、イナセで軽やかで、というイメージには合ってる。
「Lupin the Third (A tarde cai) 」。例のテーマがスローなボサノヴァのリズムに合わせた杉本喜代志のガットギターのバッキングでもの悲しく、でも粋にはじまる。情感豊かなボーカルはSonia Rosaによるポルトガル語のものだ。ルパン三世の女性に甘く、飄々としていて、でもいたって真剣、というイメージにジャストフィット!
「Love In Sao Paulo」はエレピのコロコロとしたイントロにつづいて、TVではドライブの場面などでつかわれていた、たのしいメロディがブラスで奏でられる。16ビートのリズムか軽やかだ。山口真文のテナーサックスのにごりのない音か軽やかでイイなァ。
「Manhattan Joke」。サックスやトランペットと比べると、知名度はどっこいなのに、管系のソロ楽器としては少しマイナーなトロンボーンによってメロが綴られる。名手、中川英二郎によって流れるように、切れめなく奏でられる、もの悲しいメロディが印象的なスローなボサノヴァ。大野の短いピアノソロも、出だしの明快なテーマの提示から、すぐにねばるプレイにかわり、ブルーなラインか「くる」。そのあとのトロンボーンにテーマがもどったあとのピアノのオブリがイカしてる!今まで3作の真面目なJAZZも、裏稼業というルパン三世の立ち位置や場面に良く登場するカジノやバーと言うシーンとはマッチしていたけれど、この粋な異国情緒漂うアレンジではその雰囲気に酔える。
イイオンナが口説けそうな気になるかも。
...ふっじこちゃ~ん♡♡
【収録曲】
1. Lupin the Third (A tarde cai)
2. Lonely For The Road
3. Magnum Dance
4. Stolen Moments (Flor espacial)
5. Love In Sao Paulo
6. Manhattan Joke
7. Just Fall In Love - 夢ならいいのに -
8. Memory Of Smile (Peguema luz)
9. Urban Shadow
10. Love Squall (Po do amor)
11. Treasunrs of Time - 炎のたからもの -
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購入金額
2,500円
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購入日
2002年頃
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購入場所
れいんさん
2012/05/28
(〃д〃)きゃ~♪
cybercatさん
2012/05/28
れいんさん
2012/05/28
そんな気分だ。
ついついこの曲を聴いてしまって
まわりに迷惑かけるもんだ。
cybercatさん
2012/05/28
ファズさん
2012/05/29
個人的には10COOLぐらい差し上げたいですww
cybercatさん
2012/05/29
ルパンは絵と話、音楽、どれをとっても強い特徴がありいいですね!