レビューメディア「ジグソー」

ペンタブが無線で使える?! な、なんだってー!!

この度はワコムのペンタブレット「Bamboo Fan CTH-470/P1&ワイヤレスキット」の
レビュアーに選出いただき、zigsow様及びスポンサーのワコム様ほか、関係各社様に
厚く御礼申し上げます。

2011年9月27日に新製品として発表されるBamboo Fan CTH-470の魅力について
少しでもお読みいただいた方に伝われば幸いです。

以下本文です。

製品仕様
製品仕様

型番:CTH-470(Bamboo Fan)
読み取り範囲:147.2mm横 92mm縦
全体の大きさ:278mm横 176mm縦 9.8mm高さ
質量:約420g
インターフェース:USB ※オプションで無線可

付属品:タブレット用ペン、替え芯3本、USBケーブル、ドライバCD-ROM
     アプリケーションCD-ROM、クイックスタートガイド、アプリケーションインストールガイド

付属ソフトウェア:Adobe Photoshop Elements9
          Corel Painter Essentials 4
          水彩LITE (Windows専用)
          Photo Creator for Wacom(Windows専用)
          LoiLo Scope plus for Wacom(Windows専用)


ワイヤレスキット ※オプション
型番:ACK-40401
インターフェース:USB
通信方式:2.4GHz RF方式
ワイヤレス範囲:約10m
電源:USBからの充電方式。リチウムイオン電池。およそ4時間使用可能。
現在のところBamboo Pen&Touch CTH-470、CTH-670専用
これを書いてる時点ではまだ金額不明。


さて、肝心の製品の特長ですがおおまかな仕様は前モデルのCTH-460と
ほとんど変わらないです。
・ペン入力&マルチタッチ入力可
・コードレス電池レスの筆圧ペン
・最大1024段階までの筆圧感知※対応ソフトウェアにより筆圧感知レベルは異なる
・消しゴム機能付き※対応ソフトウェアにより使えない場合がある
・ウザくないペンホルダー付き
・ゲームやお絵かきが楽しめるアプリ、Bamboo apps 使用可

ちょっと変わったのが
・Evernote アプリを無料DLし、クラウド利用可
でしょうかね。
自分はあまりEvernote を知らないのですが
Office 2010 のOnenote みたいなものだと聞いてるので
手書きメモがパソコンとスマホとで手軽に連携できるのは
今の時代に合わせた特徴かなと思います。

そして一番の進化が無線対応(ただしオプションのワイヤレスキットを別途購入)
ペンタブレットと言えばWindows98SE 時代まではSCSI接続
XP 時代からはUSB 接続が当たり前で
有線であることにわずらわしいと思うことがあっても
無線になることはないと思ってました。
有効距離が10mもあるのでプレゼンなどのビジネスシーンで
ポインターの光をくるくるまわすよりいいかもしれません。

実際の無線の距離がわかるようにちょっとした動画を作りました。
ちょっとした内容なのに1分半と長いです(笑)
※例によって音量にはお気を付け下さい。




フォトレビュー
フォトレビュー

フォトレビューです。
CTH-470の写真をズラズラと並べます。
パッケージ表面
パッケージ表面

パッケージ裏面
パッケージ裏面

オプションのところを拡大してみた
オプションのところを拡大してみた

中身一覧
中身一覧

ワイヤレスキット外観
ワイヤレスキット外観

※ワイヤレスキットは貸出機(涙)
ワイヤレスキット中身一覧
ワイヤレスキット中身一覧

手持ちのペンタブ FAVO ET-0405-U と比較
手持ちのペンタブ FAVO ET-0405-U と比較

縦幅が狭くなったのが何より嬉しいよ(*´▽`*)

ためしがき(笑)
ためしがき(笑)



セットアップ
セットアップ

CTH-470 本体のインストールは非常に簡単でシンプルです。
1.本体とパソコンを付属のUSBケーブルで接続
2.ドライバーCD-ROM からドライバーをインストールする。
以上(笑)

インストールボタンも1個しかなく、強いて言えば
右利きか左利きか選択するところがありますが
どっちか選んでクリックすればインストールが勝手に始まりますので
難しい所は何もないです。

ただし、無線のほうは一応紹介しておいたほうがよさそうなので
無線接続のセットアップ手順を紹介します。

1.普通にUSB接続でドライバーをインストールしておきます。

2.本体を裏返してカバーを開けます。

3.バッテリーと無線モジュールを正しい向きで優しくセットします。

4.パソコン本体に無線レシーバーをUSB接続します。

5.USBケーブルをパソコンとタブレット本体につなぎ、バッテリーを充電して準備完了です。


満充電の状態で4時間ほど無線操作可能とのこと。
無線で使用中にUSBで接続した場合、自動的にUSB接続での通信および
充電モードとなるので特に何も気にすることなく使えるのもイイネ!


画像編集で使ってみた
画像編集で使ってみた

付属ソフトにPhotoshop Elements 9 がついてきたので
早速それを使って画像編集をしてみました。
今回のレビューの画像から全部このソフトとタブレットで画像編集してます(笑)
それだけだと魅力が伝わりきらないと思うので
さ・ら・に! さーらーに! もう一個画像編集!!(某通販番組のシャチョー風に)
夏の思い出ということで息子ちゃんと水族館に行ってきた写真が
いくつかありますのでそれをかわゆくフォトブックにしちゃいます(*´▽`*)
※フォトブックは自宅のプリンターで印刷できるのだ!

Photoshop Elements 9 (以下PSE9)を起動して
フォトブックにまとめたい写真をぶわっと開き
補正なり修正なり加工なりしたりします。
例えば手書き文字入れだとこんな感じ。

ペンタブで写真に文字入れ
ペンタブで写真に文字入れ

そのままだと見づらいので影でもつけておきます。
ドロップシャドウ(低)の効果を適用
ドロップシャドウ(低)の効果を適用

多少見やすくなりました。
手書き文字のほうが手作りらしさが出て好きなんですけど
どうでしょう?(笑)
自分、字ぃきたないからなぁ(笑)

PSE6 にはなかったスポット修復ブラシツールとやらをためしに使ってみました。
スポット修復ブラシツール
スポット修復ブラシツール

よくPhotoshop の広告バナーで見かける
魔法のように馬やら男性やらが消せるというツールです。
さっそくクラゲをペンタブで塗りつぶすようにして、範囲指定。
すると……
マジでクラゲ消えた(笑)
マジでクラゲ消えた(笑)

数秒ほどクルクルしたあとPSE9 先生やってくれました。
魔法のようにクラゲ消しました!!
ちなみにマウスで範囲選択しようとするとブラシの大きさやらなんやら
それなりに大変なので、ペンタブで直感的に塗りつぶすのがベターかもです。

一通り文字入れなり修正なりが終わったら
[作成]タブから[フォトブック]を選択します。
作成タブからフォトブックを選択
作成タブからフォトブックを選択

いくつかあるテーマから写真群のテーマにあうものを選択します。
フォトブックのテーマを選択
フォトブックのテーマを選択

※画像をクリックで大きく表示

タイトルなどのテキストを編集したり、配置する写真を変えたり
写真の枚数に合わせてページを増やしたりします。
フォトブックを編集してるところ
フォトブックを編集してるところ

※画像をクリックで大きく表示

各ページの編集が終わったら、[プリント]ボタンをクリックして
プレビューで確認後、[プリント]ボタンをクリックして
フォトブックを印刷できます。
フォトブックをプリンターで印刷
フォトブックをプリンターで印刷

※画像をクリックで大きく表示

実際にプリントアウトされたフォトブックはこちら(*´▽`*)
完成したフォトブックの写真
完成したフォトブックの写真

なんでしょうね、この物欲連鎖は(笑)


動画編集で使ってみた
動画編集で使ってみた

水族館ではこちらのコンデジ


Canon デジタルカメラ Powershot S95 を使ってAutoでバシバシ撮りながら
動画も撮ってました。
(子連れだと1か所でカメラを設定しながら撮るとか厳しいのよ……)
(動画じゃないと良さがわからない被写体もあるじゃない?)

一応このペンタブ、CTH-470 にはLoiLo Scope Plus っていう
直感的に動画編集できるソフトウェアが付属してるんですが
メインマシンにはすでにVideo Studio がインストールされているのと
サブマシンでの検証する時間がなかったのとで
Video Studio を使っての動画編集になりました。すいません(^^;

Video Studio では手書きを記録する機能があるので
それを使ってタイトルを作り……
手書きタイトル
手書きタイトル

あとは画像編集済みの写真と、録画した動画をちょこちょこ編集して
BGMつけて、適当に水族館動画を作りました(笑)
声もネタもありませんっ(キリッ



※よく見てみるとクラゲが一匹減ってます(*´▽`*)


良かったところ悪かったところ
良かったところ悪かったところ

[悪かったところ]
・期待してたマルチタッチでの拡大縮小が思ったより動きが鈍かった
・ペンホルダーにペン先から突っ込むとつっかえて入らない
・ペンを持ってない時に、意図せず触るとタッチ入力してしまう
 ※タッチ入力はON/OFF 可能

[良かったところ]
・横幅は広がったものの縦幅が狭くなったのでキーボード手前に置いて操作できる
・ワイヤレス入力でもUSB入力となんら変わりない入力ができる
・ワイヤレスが予想以上に面白い角度からでも届く
・ワイヤレスレシーバーを収納するスペースも地味にあってステキ
・こだわりの入力面がペンのすべりを良くしてて快適
・WACOM社の伝統の筆圧感知にはさすがとしか言いようがない


Bamboo Fan CTH-470まとめ
Bamboo Fan CTH-470まとめ

FAVOからの乗り換えとなったBamboo Fan でしたが
とにかく縦幅が狭くなったのがありがたい!
キーボードの手前っていうか、モニターの真ん前に置きたいですから(笑)
今回のレビューの作例では(最初の殴り書き以外は)全て
ワイヤレスで操作しましたが、まったく違和感がありませんでした。
いわゆる無線ならではの、ほんのわずかな入力誤差も感じられず。
さすがWACOM! 妥協してないなー! と、思わせる作りでした。
替え芯が3本ついてるのも地味にポイント高いです♪
それだけ長く使ってくださいねっていうことですものね。
個人的にはPhotoshop Elements 9 がついてたのが超嬉しかったんですが(笑)
※CTH-460 まではPSE8付属
これまでもWACOM製品愛用していましたが、これからも
ずっと愛用することになりそうです(*´▽`*)




2012/01/21 追記
このペンタブとPSE9 を使って、おものだちのかずや。さんのプロフ画像を
描いている所を録画し、動画としてYoutubeにアップしました。
2時間かかったところを12分まで編集したよ・・・!
かなり巻いて編集しているのでネタが入り込む余地がありませんでした、すいません・・・w

コメント (50)

  • makibisiさん

    2011/09/27

    レビューお疲れさまでした!!

    無線ペンタブ・・・これは面白そうですね。><
    Photoshop Elements 9がバンドルされているのもポイント高いですね!^^
  • リーダーさん

    2011/09/27

    makibisiさんコメントありがとうございます(^^

    無線でヌルヌル動いてくれたのに驚きましたw
    もう返送しちゃいましたが、お値段次第で買おうかなと思ってますw
    Photoshop Elements 9 (8以降)は機能がおかしなことになってるので
    ポイント高!です(^^
  • はにゃさん

    2011/09/27

    レビューお疲れ様でした。

    縦幅が狭いというのはいいし、Elements 9いいですね!
    替芯については、私のもっているArtPad (シリアル接続…) にもついてました。
    消耗品ですが、最初から付いているのはいいですよね。
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