zigsowプレミアムレビュー 「ENERMAX PCケースファン TBサイレンスPWM 12cm UCTB12P」のレビューです。
2個セットで頂いたのでゲーミングPCで使用しているThermalright TRUE Black 120 Rev.C用ファンとして利用することにしました。
zigsowプレミアムレビュー 「430W電源ユニット ERX430AWT ~ 圧倒的な冷却性能と抜群の静音性を発揮 ~」のレビューはこちらです。
ENERMAX T.B.Silence PWMシリーズの12cmファンです。
形状については25mm厚でリブ無しのため汎用性は高いです。
付属品はPWM>ペリフェラル変換コネクタとファン固定ネジ4本。
ケーブルはメッシュチューブで保護されています。
●FAIRY Frame構造
フレーム中央にアルミニウムリング枠を採用することでファンの軽量化とフレームの剛性を高めることで、振動を減らして静音化の効果があるそうです。
●Batwing Blade
ブレードは特徴のある段付き形状のBatwing Bladeを採用。
HALO Frame構造との組み合わせで一般的なブレイド形状のファンと比べて風量を20~30%アップしているとのこと。
●HALO Frame構造
Batwing Bladeに加えてフレーム中央にアルミニウムリング枠のメーカーネームの切り抜き部分からのも風を取り入れることで風量を20~30%アップしているとのこと。
●Blades Detachable
PCのエアフローを維持するためにファンの定期的なクリーニングは必須です。通常ファンをクリーニングするときはエアダスターで埃を除去した後に取りきれない埃をウエットティッシュで拭き取るようにしています。このとき、モーター部を支えるフレームが邪魔になるため掃除は楽ではありません。
UCTB12Pは本体フレームからブレード部を取り外すことができるので簡単にクリーニングすることができます!
現在使用中のSCYTHE SY1225SL12H-Pとスペックや冷却性能を比較してみました。
ファンの最大回転数こそ違いますがブレード数も9枚と同じで似たスペックの製品です。
回転数あたりのノイズレベルはほぼ互角ですが風量はUCTB12Pが上回っていることが分かります。
●CPU温度計測
ファンの冷却性能を確認するためアイドル時とCINEBENCH R15のCPUテストを実行したときの温度を計測してみまいた。CPUはCore i7-4770k、CPUクーラーはThermalright TRUE Black 120 Rev.C。マザーボードのファンコントロール機能はスタンダードを選択しています。
短時間のCPU負荷ではほぼ互角。UCTB12Pのほうがコアごとの温度は低いので冷却性能は若干優秀のようです。
ブレード、フレーム、ベアリングと細部までこだわって作られたT.B.Silence PWMシリーズのUCTB12Pは高い質感と冷却性能が魅力です。
ゲーミングPCに使用しているマザーボードのASRock Z87 Extreme6は、ファンコントロール機能が微妙でサイレントモードではセカンダリーファン(SCYTHE SY1225SL12H-P)が回転しないという相性問題があるためスタンダードモードで常用しているわけですが、サイズ SY1225SL12H-PからENERMAX UCTB12Pに交換することでスタンダードモードでもアイドル時のファンノイズが大幅に少なくなりました。回転数的には100rpmほどの差ですが体感的にはそれ以上に静かです。
PCにやさしい秋から冬という季節と簡易テストでの結果ですが、冷却性能もサイズ SY1225SL12H-Pとほぼ互角か若干優れているようでPCケースファンとしてだけでなくCPUクーラー用ファンとしても優秀。最近のPWMコネクタを搭載したマザーボードと組み合わせてPCケースファンやCPUクーラーファンとして導入してPCの静穏化を行うのに最適な製品です!
-
購入金額
0円
-
購入日
2014年09月22日
-
購入場所
zigsowプレミアムレビュー
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。