このキーボードは、SPP、HIDの両モードに対応している。
SPPモードで使うには、専用ソフトを2つインストールしなければならない。
galxysはHIDモードに対応しているので、ペアリングするだけで使用できるようになった。
少し入力してみたが、やはり打ちづらい。
実はこの文章は、galaxysとTK-FBP018BKで打っている。
キーが小さいのと、キーボード自体に厚みがないからだろう。
指先だけで打つ感じになってしまう。
テンポよく打つには慣れが必要だろう。
キータッチはまずまず。この手の物としてはまともな方だろう。
IMEは普段から使っているATOKをそのまま使うことができた。
ただ、HIDモードではキーボードから文字入力モードを切り替えられない。
WindowsPCのようにFキーで英字、カナ変換するのが現実的な使い方といえそうだ。
また、いくつかの記号は、キー表記どおりには入力できない。
例えば、Shift+2で@、Shift+^で+など。
取扱説明書に対照表が載ってはいるが、覚えるのが面倒臭そうだ。
SPPモードも試してみた。
専用ソフトをAndroid Marketから入手してインストール。
IMEには、「ELECOM 日本語入力 powered by ATOK」を使用した。
SPPモードでは、キーボードから文字入力モードを切り替えられる。
その点でHIDモードよりも便利なのでは思っていたのだが、変換候補が全く表示されないことに嫌気がさして使うのを止めてしまった。
変換候補欄に表示されるのは1つのみなので、入力したい文字で出てくるまで変換キーを押し続けなければならない。全く使い物にならない。
ATOKと聞いて期待していたのだが、ATOKとは名ばかりの別物。
まともなIMEソフトが出なければ、SPPモードでは実用に耐えないといってもいいだろう。
総評としては、SPPモードしか使えないAndroid端末では使い物にならない。
HIDモードが使える端末であれば、それなりに使える。
ソフトウェアキーボードよりは高速で入力できる。
ただし、文字変換や記号入力に癖があるので慣れが必要。
スマートフォンでこれだけの長文を入力したのは初めてだ。
徐々に入力に慣れてきた。
Android用キーボードとしては未完成な製品といえるが、携帯性の高さは魅力的だ。
多少不自由でも、ノートPCを持ち歩くよりはいいと思えるかどうか。
その辺りにこの製品の存在意義がありそうだ。
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購入金額
6,980円
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購入日
2012年02月18日
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購入場所
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