BEGIN。FLYING KIDS
に続き、2代目グランドイカ天キングを勝ち取ったこのバンドは沖縄出身の3人組。メジャーデビュー後の彼らは良質な詞で素晴らしい歌声を届けてくれているが、彼らのルーツはやはり洋楽。このアルバムはグランドイカ天キングの最初の一歩、一週目のイカ天キングをとった時に絶賛された(←リアルタイム目撃者)曲であり、メジャーデビュー曲にもなった「恋しくて」以外は洋楽スタンダードのカバー。といっても日本語訳詞で歌うものもある。
通してアコースティックセットであり、アンプラグド風。実際にはあまり歪んでいないエレキギターなども使ってはいるが。インストアライブなどを聴いているような臨場感がある。イーグルスの「いいだせなくて」は訳詞で歌われる。エレピとほとんど歪みがないギター、ベースとブラシ奏法のドラムス。静かに声を合わせるコーラスがいい感じ。パリンとしたギターのソロが切ない。元々かなりブルージーな曲だが、ギターのスケールがとても「ブルース」だ。
出世作「恋しくて」はメジャーデビュー盤では音数が多く、ピアノがずっと入り、アコギのカッティング、左右から聞こえるギターのオブリ、ドラムもクローズドリムショットだがきちんと音を出している。それがこのアレンジではブラシのドラムと弦をなでているような軽いエレキのオブリ。まさに酒場かどこかでちょっとそこらにあった楽器でちょろっと弾いてくれたような「近い」風合い。
「Mrs.Robinson」、あのSimon and Garfunkelの名曲。フォーク風に生ギで始まるのだが、そのアルペジオからちょっとブルース臭のするオブリガードへの展開がいい感じだ。
アーティストの原点が垣間見える、アメリカに近いところの作品です。
【収録曲】[]内オリジナルアーティスト
1. Wonderful Tonight[Eric Clapton]
2. いいだせなくて(I CAN'T TELL YOU WHY)《訳詞》[Eagles]
3. 恋しくて
4. Yesterday Once More[Carpenters]
5. Mrs.Robinson《訳詞》[Simon and Garfunkel]
6. Love Me Tender《訳詞》[Elvis Presley]
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購入金額
1,900円
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購入日
1990年頃
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購入場所
kazさん
2011/08/04
しかも2台目キングだったとは知りませんでした。。
っていうか、イカ天、懐かしすぎ!(^^)
kazさん
2011/08/04
2代目の間違いです。。(^^;
cybercatさん
2011/08/04
>ほぉ~、BEGINがイカ天に出ていたんですね。
そ~なんです。
>2代目
2代目グランドイカ天キング、です。
その週のチャンピオンが、イカ天キング。
前週のキングと対戦し甲乙を付ける。キングが勝てば防衛。
グランドイカ天キングとは5週防衛のキング。
ちなみに3代目は「さよなら人類」の「たま」です。
kazさん
2011/08/04
良く覚えていらっしゃいますね、さすがcybercatさんです!
たま、、これまた懐かしい名前が。。
退会したユーザーさん
2011/08/04
これに、ベスト1、2 2枚入ってます。(笑)
cybercatさん
2011/08/04
1週目はそのときのキングを倒して成り上がり、タイトル「防衛」は4回だった。
つまりキング5週連続が「グランド」キング。
cybercatさん
2011/08/04
う~ん...(私も含めて)オッサン世代の方がどストライクかも(^^ゞ
かれらのナチュラルな歌声は沁みるんですよ。