どうも~Takahiroです。
今回はChiconyの『KB-3920』となります。
何故か、ハードオフに呼ばれてる気がしたのでJunkコーナーへ行ってみると・・・
いたのです。そう『KB-3920(Black)』が。
しかも俺に語りかけてくるのです。
KB「なぁ・・・俺のこと買ってくれるんだろ?」
KB「キーボードについて語るスレ(仮)に所属してるなら俺を買えよ。しかも聞くところだと管理人なんだろ?俺を買わねーでどうするんだよ!!怒」
そんな声を聞きつつ、PC関連の通常品コーナーに足を向けると富士通コンポーネント製FKB8769-551(US87キー)が転がっていたのです。価格は3,800円。
しかしその時の俺の手持ち””2,000円””・・・圧倒的に足りないorz
なのでJunkコーナーに戻ってKB-3920だけ掴んで、今に至る・・・っという感じです。
中古ですし、綺麗にメンテをしなきゃいけないんで、バラシながら紹介したいと思います。
表面に梨地加工(?)っぽいものが・・・
筐体・キートップ共にザラザラします。
今時の格安KBだと少し珍しいかもしれません。 ツルツル系が多いですし。
ただし!!!!!
手垢・ホコリに加えてJunk棚の一番下にあったせいか土埃が大量に加わっています。
ざらざらの原因はそれかもしれません。 なので徹底的にメンテナンスをしようと思います。そして真実はどちらなのか確認しようと思います。
打ち心地
手垢・ホコリに加えてJunk棚の一番下にあったせいか土埃が大量に加わっているKB-3920。
そんな最悪最低な状態でも、Logicool製MK710
に比べたらかなりマシな打ち心地です。
あと、同じジャンク売り場に転がっていたD○LLやH○製PCのオマケにくっついてくるKB。あれらとはレベルが違います。
KB-3920の方が打鍵が非常に楽。だから使ってて楽しくなれるんです。
ただ、やはり逆立ちしようがバク転しようが体操ゆか代表の白井選手がリオで金メダルを取っても現愛機であるRealforce109P-Sにはコスト面以外で勝てません。
なめらかな打鍵感、静音性。これはRealforce108P-Sのレベルがあまりに違いすぎて、話になっていません。KB-3920はリアフォ108P-Sと比較するとガチャガチャ騒がしすぎるのです。
ただ、打鍵してて楽しいのはKB-3920/RF108P-Sに共通して言えることなんです。ここは良い点とて挙げられるでしょう。
比較してみました
比べてみました。
右:KB-3920、左:OWL-KB109BM(B)IIB
右:KB-3920、左:東プレRealforce108P-S
なんとなーく富士通コンポーネントに近いような気がしますね。
なので画像を見て貰いたいと思います。
富士通コンポーネント FKB-8769
Chicony KB-3920
まぁ・・・なんとなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく近い感じはしますが・・・気のせいですね。
でも、少なくともオウルの茶軸KBより打ちやすいと感じるのはこのおかげ???
バラしはちょっと面倒かも
裏側の上下4カ所ずつ、合計8カ所を先ずは外して下さい。
次に、このピンクの場所のキートップを外すとネジが(4カ所)出てきます。これも外して下さい。それでようやく中身を見ることが出来ます。
*余談ですが、小学校からこの机を使っています。今では物置兼作業台と化しています
たばこ臭いのを『どげんかせんといかん!(元たけし軍団の県知事風)』①
KB自体がたばこ臭い。 これは本当にどーにかしないといけないので、綺麗にします。
ネジ3本を取り外して基盤からケーブルを引っこ抜きます。
そして、PS/2ケーブルを拭きます。
その際は、ぬれぞうきんorウェットティッシュ・・・まぁ何でもいいので拭いていきます。
汚ねぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
試しに臭いを確かめてみました。
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たばこ臭いorz。。。このあと汚れが付かなくなるまで何度もやり続けました。 この時に勢いよくやると摩擦で手が熱くなるので気をつけましょう!
皆さん、1年に一度は必ずケーブルも綺麗にしましょうね! 特に喫煙者の皆様。
たばこ臭いのを『どげんかせんといかん!(元たけし軍団の県知事風)』②
ケーブルは綺麗にしましたので次は筐体とラバー、キートップをどうにかしていきます。
まぁ~とにかく手垢・土埃・タバコのヤニが凄いので
水にぶち込んで~
台所洗剤or洗濯用洗剤を5プッシュほどIN!!!
泡立てて~1時間ないし2時間つけ置き。
俺はこれを3セットほど行いました。3セット目は夜でしたので外に放置。
つけ置きして待っている時間が勿体ないのでZIGSOWのコミュニティを覗いたら、筐体を綺麗にしましょう!(違
ここで、要らない歯ブラシを用意して下さい。
そしてシャワーをかけながら汚れている部分を擦りましょう。 落ちない場所/臭い場所には洗剤をかけてから擦るといいでしょう。 (一応、)このように綺麗になりました。
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朝。
キートップやラバーに洗剤が付いたままだとダメなので綺麗にすすぎます。 すすぎ終わったら
『念のため、臭いを確かめて下さい』
タバコ臭い場合は、また洗って下さい。 臭いが気にならなくなるまで、好きなだけ繰り返しても良いですが『ラバーを破らないように注意して下さい』
破ってしまうとKBが使えなくなるので。
たばこ臭いのを『どげんかせんといかん!(元たけし軍団の県知事風)』③
最後に乾燥です。
夏場なので、ベランダに干しましょう。ウチだとこんな感じ
朝の8時くらいなので日が当たっていませんが、AM10時くらいからカンカン照りでした。夏場の晴れた日なら3~4時間程度でほぼ乾きます(*居住場所による)
あとは水滴が全部飛んで、キチンと乾いたかどうかを確認してから組み立てて下さい。
筐体そのものは特に問題ないのですが・・・・・キートップが若干劣化しています。
コーティングが剥がれてるのかな?
しかし、10年以上経っている割に『文字のかすれ』『削れ』と言う物はありません。
前のユーザーさんがそんな使っていなかったのでしょうか。
今年に入ってからバラしたKBは4本目となります
1本目の犠牲KB
2本目の犠牲KB
3本目の犠牲KB
4本目の犠牲KB
今回で4本目の犠牲です。ただ、技術の進歩には犠牲はつきものなので(違
KB-3920と同じメンブレン方式であるロジクール製MK710と違って『コントロール部は単純な構造』をしています。 ワイヤレスとワイヤード(PS/2)の違い。ただそれだけなんでしょうけど。
このKBですが、一番のウリは『頑丈さ』でしょう。刻印を見るに製造から13年~14年経過しています。しかし、今でも第一線のメイン機で使えるような打ち心地、これは評価するほか無いでしょう。驚くべきことに、つい5年前まで新品が出ていたようです。型枠を起こしたのが1995年11月のようですし・・・陰に隠れすぎた名作と呼ぶに相応しいKBだと思います。
なお、調べてみるとこのKBは今もJunk扱い100円~200円でかなりの本数が出回っているとのこと。しかも日本だと”NEC”や”東芝”のOEMとしてかなりの本数が作られ出回っているそうです。
あと、筐体内部に鉄板が入っている”KB-8920”というモデルもあるそうです。ただ、10数年のビンテージ物(?)の場合は鉄板の状態が気になるところですが・・・
まぁ~鉄板抜けばKB-3920へ早変わり♪が出来るので大丈夫かな。
***今後の予定***
Cherry軸採用KB(ワイヤレス)を始めとする各種メカニカルKB、富士通系メンブレンKBが手に入り次第、バラしていこうと思います。 今後の更なる技術発展(→違うだろ!w)のためこれからもJunkをあさっていこうと思います。
最後まで見ていただき、本当にありがとうございました。
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購入金額
108円
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購入日
2016年07月27日
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購入場所
ハードオフ(Junkコーナー)
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