見た目は、小型のマイナスドライバーです。
しかしこのドライバーは、プラスチックのグリップ内部に
ネオン管と保護抵抗が仕込んであります。
電気はご存じのように、プラス(ホット)/マイナス(コールド)があります。
通常意識しないと思いますが、当然壁コンセントもプラス/マイナスが配線されています。
普通のご家庭では、2Pタイプ(穴が2個)のタイプが付いていると思いますが、
向かって左側の穴が右側より少し長くなっていると思います。
この長い方の穴が、マイナスになるように配線されているはずです。
しかし実際は、工事業者の方が間違えて、反対になっていることも結構あるそうです。
そういうことを調べるために使用する、ドライバーです。
オーディオの世界では、この極性合わせが重要で、
壁コンセントの極性と、オーディオ機器の極性を合わせた方が、
音が良いと言われています。
(実際極性を逆にすると、ノイジーで窮屈な音になります。)
それは当然で、機器内部にも極性が必ず存在して、
正しい極性の時に一番安定して、性能を発揮するように作られているからです。
このことは、オーディオに限らず、電機機器全てに当てはまります。
PCの安定動作や、お気に入りのパーツの寿命を少しでも長くしたい方は、
価格も高くないので、1度確認してみてはどうですか?
※豆知識
電気機器の電源ケーブルの極性確認方法は、以下の通りです。
多くの機器に使用されている2Pケーブルの場合、
左右どちらかに、必ず白い線やケーブルの規格、またはメーカー
の印字がされていると思います。そちら側が、マイナス側です。
このマイナス側が、壁コンセントのマイナス側に入るようにします。
3Pのケーブルの場合は、逆になることが無いと思いますので、
ここでは省略します。
[使い方]
・ドライバーのヘッド(クリップの後ろの部分)を指で触ります。
・ドライバーの先を、片側のコンセントの穴に入れます。
※この際、グリップより先の金属部分に触れると、プラス側に差し込んだ際に、
感電しますので注意してください。
・グリップ部分のネオン管が光れば、プラス側(ホット)です。
光らない場合は、マイナス側(コールド)です。
写真添付します。
プラス側に入れているときに、グリップ部分がオレンジ色に点灯していることが、
判ると思います。
-
購入金額
400円
-
購入日
2009年頃
-
購入場所
ヨドバシカメラ
リーダーさん
2011/07/30
>しかし実際は、工事業者の方が間違えて、反対になっていることも結構あるそうです。
えええええ(><;;
じゃあひょっとして、もし、電気に弱い製品(通信系機器)とかがその状態で使っていたら
壊れやすくなる・・・?
蒼-aoi-さん
2011/07/31
ちょっと興味を惹かれました。
よくADSLモデムはタコ足厳禁、それでダメならコンセントを逆挿ししろって聞きますものね。
音響関係も影響が大きいんですね。
ホーザンはやはり一流メーカーですね。
Nao-Rさん
2011/07/31
家庭用のコンセント配線工事は、適当~! orz
ホット/コールド を無視している場合が多いですね
写真を見ると、コンセントにグランドが付いているはイイなぁ~
kenさん
2011/07/31
> じゃあひょっとして、もし、電気に弱い製品(通信系機器)とかが
> その状態で使っていたら壊れやすくなる・・・?
最近の機器は、それ程でも無いと思いますが、
電源回路(保護回路)に負荷がかかっているのは、間違いないと思います。
後は通信系機器だと、特に無線などは出力が少し落ちる可能性があるかな?
後は分かり易い例としては、PCパーツで接続を間違えて接続すると、
パーツが壊れるのも似た現象だと思います。
リーダーさんもレビューした、地上・BSデジタル放送対応
デジタルハイビジョンチューナー等も、極性を合わせた方が
綺麗に表示されますよ。
(良く凝視しないと判らないレベルですが。)
kenさん
2011/07/31
電気屋では無いので、詳しくはありません。
ただオーディオ系の本やネットに書いてあるので、学びました。
> 音響関係も影響が大きいんですね。
音響関係の影響は、結構ありますね。
本当に、音が変わります。
また、映像も変わりますよ。
> ホーザンはやはり一流メーカーですね。
ホーザンは、良いメーカーですよね。
kenさん
2011/07/31
> なんか、懐かしい~ ^^;
> 家庭用のコンセント配線工事は、適当~! orz
> ホット/コールド を無視している場合が多いですね
結構あるみたいですね。
特にリフォームしたときなどに、多いようです。
今住んでいるマンションも、1箇所間違っていた箇所がありました。
> 写真を見ると、コンセントにグランドが付いているはイイなぁ~
アース付いているんですが、見ての通り使っていないので、
もったいないですよね。
退会したユーザーさん
2011/07/31
オーディオ機器に限らず
ノイズを考えると極性をあわせる必要があるんですが
市販されてるプラグの左右の幅は同じで
極性を合わせるようには作られていないし・・
お上の規制の甘さなんでそね(・・b
kenさん
2011/07/31
> オーディオ機器に限らず
> ノイズを考えると極性をあわせる必要があるんですが
> 市販されてるプラグの左右の幅は同じで
> 極性を合わせるようには作られていないし・・
そうですよね。
壁コンセントは、多少長さが違うので判りますが、
プラグは同じなので、判りにくいですよね。
逆でも機器は、動作しますし。
もう少し、分かり易くして欲しいですよ。
退会したユーザーさん
2011/07/31
kenさんのレビュー、面白い!!!
COOL。
思い返せば、アナログなカセットにデジタルのCDをキレイな音で録りたい!と必死だった頃の方が電源やパーツに気をつかってたと思います。
今は010101=デジタルでコピー=安心、という勝手な脳内安心中枢が芽生えてしまっているようです!
やはりこいつを活かす機器をもう一度揃えるべきか。。。
kenさん
2011/08/01
お褒め頂き、ありがとうございます。
デジタルの世界になっても、オーディオの世界では、
何故かケーブルを変えると音が変わるというのが、
常識になっています。
データのバイナリは、同じ物でもです。
不思議ですよね。
メタルテープとは、また懐かしいですね。