この独特な形状はむしろメンテナンス性の面で有利で、ヒートシンクの下に手を突っ込めば、電源やケース背面に近い位置のプッシュピンも容易に取り付け・取り外しができる。
付属の9cmファンはPWMの可変制御でリテールに比べると静かになる。冷却性能もCore2DuoE7600相手なら必要十分で、リテールからの交換で温度&騒音低下の効果があった。
昨今の大型クーラーに比べると少々頼りないヒートシンクサイズだが、デュアルコアや低TDPモデルなら十二分に活躍できる。
しかしこのクーラーの真価は、ファンの方向を逆にすることで発揮されるのだ!
ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー
購入から数週間後、半分ネタでファンの向きを逆、つまりマザーに吹き付ける方向にしたらチップセットの温度が大幅に低下、一方CPUの温度は通常方向に対して微増に留まったのだ。
一般的なトップフロークーラーは当然CPU用ヒートシンクにぶつかってから周囲のチップセットや電源供給周りを冷やすのだが、コイツの逆回転Verはマザーボードに風が直撃するカタチになる。冷えない訳がない。
CPU以外の部分をがっつり冷やしてくれるという“CPUクーラー”として本末転倒な状態になってしまったが、案外チップセットやCPU周囲の冷却って難しいのでありがたい。
発熱が大きいCPUの場合逆回転によるCPU冷却力不足が心配されるが、E7600程度なら大丈夫らしい。
現在は光らせたいが為にファンをENERMAX UCCL9に交換した(冒頭写真2枚目)のだが、結局その逆方向を維持してしまった。
ちなみにファンがケースに対して内側になるので光るファンをいれても実はあまり目立たない。
-
購入金額
2,777円
-
購入日
2009年08月08日
-
購入場所
Sofmap(通販)
かるびさん
2011/07/29
とっぷりんさん
2011/07/29
ヨッシーさん
2011/07/29
うちもチップセットの方が熱いですwww
下小川さん
2011/07/29
いかんせんケースに入れると目立たないのですが。
チップセットの熱は油断できませんよねえ…特にオンボードグラフィックを内蔵していた時代のは特にアツアツです。
サイドフローでは冷却しにくいハズが、何故かリテール→忍者3で温度が下がった時もありましたし、難しいです。
愛生さん
2011/07/29
カッコいいですもんね♪
下小川さん
2011/07/29
オウルテックのクリア発光ファンも魅力的ですが、ENERMAXは光ってない状態でもデザインが凝ってて面白いですね。