先日秋葉原に立ち寄った際に発見して購入。
常用マシンはケースがISK-100を使っているんですが、収まるCPUクーラーはあんまり多くないんですよね。
ロープロタイプで代表的な物としてThermalrightのSamuel 17とか、新しいものとしては同じサイズのKODATIとか。
でも出来るだけ冷却性能は確保したいということでギリギリ収まるのはこのKOZUTI。
(ホントはサイドパネルと干渉するんですけどね・・・ 閉まるのでよしとします)
Samuel 17は高いのとファンがサイドパネルについているものを利用しなければならない(これがなんだか妙にうるさい上にPWM非対応なのです)んですよね。
KODATIはおそらく高さがぴったりでしょうけど小さい分KOZUTIよかは冷却性能は劣るのかなぁと。
さすがアウトレット価格。お安い。
アウトレットなだけに多少キズゆがみがありますが実用性に問題は無し。
1ヶ月ながら返金対応保証があるのもぐっど。
限られたスペースにめいっぱいの冷却性能を実現
ヒートベース両側から伸びたヒートパイプと二段構えのヒートシンクが冷却性能を予感させます。
中段に抱えられたファンはヒートパイプの曲げ角を出来るだけ緩やかにするための秘策でしょうか。
このレイアウトは後継のKOZUTIにも受け継がれていますね。
造形の美しさという点では可もなく不可もなし。一般的なCPUクーラーから突出した物はないと思います。
メモリとの位置関係はこんなかんじ。
ヒートパイプの向きを優先してこの向きにしましたが、背の高いメモリでは干渉してしまうでしょう。
コの字型の単純なヒートシンクだけがついている物までが許容範囲内と言ったところです。
ネジで確実な固定
取り付けにはバックプレートレスながらネジ止め式を採用しています。
まあプッシュピンの入るスペースはありませんからね。
その分のスペースはヒートシンク、というわけです。
クーラー自体の重量もそんなに無いのでこの固定方法で必要十分かと。
個人的にはバックプレートはなるたけ欲しいので-0.5点
十分な静音性と冷却性能
使用CPUがCore i3 4130TなのでもともとTDPが35Wと低く、本来ならばリテールクーラーでも十分処理できる発熱量なんですが、やはりこれだけ放熱面積があるとファン回転数も上がらず、普段使いなら全く気になる点はありません。
フル負荷をかけてもサーッと音がするな~程度で気になるほどの音はしません。
手動で回転数を100%にすればそれなりの音がしますが、実用ではあり得ないので問題はありません。
コスパ、性能ともに上々
新品を購入しても2500円程度なので元々良いコスパが今回格安だったので飛び抜けてよいですね。
絶対性能は低いですが、その分低TDPのCPUとの組み合わせることで補えます。
構成を選びますが、目的に合っていればマストバイですね。
ですのでたとえば大きいケースならわざわざKOZUTIを選ぶ意味は無く、もっと別のクーラーを選ぶべきと言えるでしょう。
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購入金額
1,000円
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購入日
2014年11月頃
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購入場所
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