PCのキャリングケースであれば、最近ではデザイン性の高いものや女性が持っても違和感のないものがたくさん販売されていたりしますが、まだこういった機器のケースはどうしてもオフィス向けのデザインのままですね。

箱自体はしっかりしたものでしたが、何も説明書らしきものはなく、キャリングバッグだけが入っていました。

出してみると、「ScanSnap」ロゴのキーホルダーが付いていて、かろうじてScanSnap専用だとわかるくらいです(笑)。

外観をチェックしてみます。質感は昔ながらのPCバッグと同じような感じで耐久性は高そうです。

拡げてみると、内部にはいくつかポケットがあります。

背面にジッパーがあって、開けてみるとキャリーバッグ用のベルトのようです。益々オフィス向きという感じですね。

中には肩掛け用のベルトも入っていました。ScanSnapは他の機器と比べると少し機器としては重めなので、もう少しクッション性の高いベルトの方が良かったかも。

Scansnapは基本的に据え置きタイプの機器なので片付けるというよりもプリンタのように定位置が決まっていて、片付ける頻度は少ない機器ではあると思うのですが、私個人的にはあまり機器は置いたままにしたくない(子どもがいたずらする)、部屋がスッキリしないなどの理由で使っていない時は片付けておきたいという気持ちがあります。

ということで、Scansnap iX1500をケースに入れてみました。

すごくピッタリなのですが、入れる際にジッパーが擦れたり上部にスペースが若干空いてしまいます。

また、このフタ部分が非常に閉じにくいです。形状とジッパーの構造が合っていないというか、もう少しデザインを考えた方が良いのではと思ってしまうくらいです。

内部ポケットも多いので付属品はすべて一緒に片付けることが出来るのは便利ですが、ACアダプタは結局サイズ的にこのメッシュポケット部分に入れておかないといけませんでした。

正直なところ、このケースのメリットは「純正」という一点のみですね。ですが、製品を開発したメーカーだからこその気配り的な部分があったりもします。

底面のゴム足部分などもそうだと思います。

ですが、使い勝手の面では決して出しやすく、入れやすいケースではありません。現時点で純正以外の選択肢が無いのと、保護するという目的においてはきちんと果たしてくれているので今はこれを使って片付けています。