現行のミニタワーケースの中では、最小の部類に入っています。
奥行、高さともに40cmを切っているため、サイズ的には非常にコンパクトで扱いやすいです。
最近のケース大型化に反して、Microでとにかく小さいケースを望んでこの製品にしたのですが、初めは塗装がそれなりに禿げやすいこと、組み込みやすいようにしたケースのギミックに気づかず、最低ランクの評価を下してしまいました。
が、ギミックの存在に気づき、今ではなんだかんだで一番愛用している製品かもしれません。
まず、先述の通り、最小クラスのケースである点。
私はMicroATXやMini-ITXなど、コンパクトなものにいろいろと詰め込むのが好きなため、こういう小さめのケースでいろいろと物の配置や配線を考えて遊んでいます。
そして、そのコンパクトさの割に、ギミックも、搭載している機能もハイエンドのものが多いのもポイントです。
ケース前面の18cmファンや、引き回し型ではない、真のUSB3.0ポートを持ったケースであること。今では全然珍しくないですが、当時は本当に珍しかったのを覚えています。
フロントUSB3.0ポートを持ったSandy Bridgeマザーは少なかったですが、Ivy Bridge世代のものは豊富にあるので、このケースのUSB性能を発揮してくれることでしょう。
一番特徴的なマザーボードの倒立配置ですが、これによって電源を上に配置しつつ、底面配置と同じ効果を持たせています。電源のファンは上向きでも下向きでもどちらでもOKなので、ファンを下に向ければ多少の静音化、上に向ければ電源の寿命に配慮、ということになるかもしれません。
もちろん、ケースの大きさ上、内部温度が上がりやすいというのが一つの欠点として挙げられますので、消費電力が高いCPUやビデオカードなどを乗せると、熱の対策には注意が必要になるでしょう。
冷却性と高性能、そしてコンパクト。この3つを追及される方には、おすすめの製品の一つではないでしょうか。
私は、まさかこんなケースにそれほど消費電力が高いものをのせる気はないので、特に気にすることではありませんが。
現行ではサブマシンということで残ったLGA1155のものを積んでいますが、後々、生産がある程度落ち着いてから、マシンの構成を変更することを予定しています。
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購入金額
9,980円
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購入日
2011年08月24日
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購入場所
garpさん
2011/08/25
そうなると確かに強度不足ですね。
スチールとか重い材料で作らない限り曲がらないケースってのは
無理ってことでしょうかね。
悠斗さん
2011/08/26
コメントありがとうございます!
今回の強度不足は、おもにケースを開けた段階での、電源を乗せる部分の強度です。
電源が重いこともあるのか、持ち方が悪いと結構たわみます。
いままで使ったケースがそういう系統の強度があったので、気になりました。
ちなみに、ふたを閉めた状態では特に問題はありません。