内容ははっきり言って高度なことを解説している。だけどその目標を達成するモチベーションを沸き立たせてくれる魅力のある文章、適切な説明（過剰に丁寧過ぎないこと）、バランスがとにかく良い本。
1ページ目から夢を持たせてくれる文章で、この本を読み終えることが出来たら、こんなこと、あんなことが出来る。そしてそれは不可能ではない。そんな気持ちにさせてくれて、道しるべをところどころに置いてくれて、自力で頑張らなきゃならないところを頑張る力をくれる文章。
すばらしかった。
そしてこの本が翻訳だと言うことを改めて認識した時に、なんて質の高い翻訳なんだろうかと感激した。原書が素晴らしいのか、翻訳が素晴らしいのか、両方素晴らしいのか、分からないけど素晴らしい。
私の中でこの本はFreeBSDを学習する以上の学習をさせてくれた本。
当時仕事が忙しくて時間が無かったから、少しでも読む時間が欲しいと職場用と自宅用に二冊買った。何度か繰り返し読んだり、説明のし方をまねしたりするために。
今でも書棚にあるが、買って良かったと思う本。この本のお陰でFreeBSDをそれなりのレベルで使えるようになったのは間違いない。こういう人に教わったら誰でもが目をキラキラ輝かせながら想像力を働かせてどんどん成長して行くんだろうなっていつも思う。
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購入金額
5,229円
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購入日
2004年頃
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購入場所
紀伊国屋書店
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