既にFreeBSDでざっくりとUNIX系の知識は入れていたのですが、Linux(Reehat系)の知識が会社から要求されて、職場ではRHEL、自宅ではRHL9という環境で勉強していました。健康状態が良くなかった時期でもあったので、勉強がキツかったのを思い出します。
結局この本の内容はRHCE/RHCTの出題範囲とは全然違っていて、まぁ自宅でLinux遊びをするには役立ったけど、資格取得には直接的には関係しなかった本でした。思惑が外れました。
当時のRHCE/CTの試験は実技で、起動プロセスの制御、スーパーサーバーによるアクセス制限とか、トラブルシューティングがメインで、インターネット上に出す上で役立つ知識は結構身に付けた記憶があります。一方でNFSやsambaサーバのより業務の場で使われるであろうサービスの構築。SSH/SCPなどは常用するのが当たり前で、1台だけでなく複数台のUNIX系サーバーを使用する前提で出題されていたので、あちこちのマシンにリモートで入って操作するという感覚が新鮮で、この本のターゲットよりも確実に面白かったです。
この本は資格取得後、自宅でマイペースで自宅サーバー遊びをする際に役立ちました。LAN内DNS、Webサーバ、FTPサーバ、メールサーバ、DHCPサーバ、SAMBAファイルサーバなどなど。一通りはおさらいしました。この本でやってないのはNetatalk位かな。
Redhat 9は本当によく出来たバージョンだったと思います。このバージョンを最後にFedora Coreになり、Redhat社のありかたも変化したので非常に残念でした。
この後、私はWhitebox Linuxに移行するのですが、それも長くなかった・・
そして自宅ではVineLinuxが軽くていいと気づき3系が終わるまで愛用。
サーバマシンをグレードアップしてからは、CentOSをメインで使っていますが、CentOSもそろそろ危ういと聞くし。
やっぱりUbuntu(deb系)へ鞍替えかな。UbuntuはノートPCでデスクトップ環境としてずいぶん前から使っていますが、Ubuntu Serverは評判どうなんだろ?
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購入金額
2,480円
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購入日
2003年頃
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購入場所
紀伊国屋書店
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