こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。リアルタイムに聴いた記憶が全くないのに記憶の中に実はすり込まれていてなつかしい気持ちになる曲があります。そんな刷り込みソングをご紹介します。
「Alone Again」、Gilbert O'Sullivanの大ヒット曲。1972年と言うからもうほぼ40年前。ビルボード6週制覇のこのメロディーはたぶん街にあふれていたのだろう。この曲を聴くととてもなつかしい気持ちがわき上がる。学生時代佐野元春の「グッドタイムス & バッドタイムス」を聴いて懐かしく感じたのもそのせいか?
独特の歌い方、タンバリンのバックビート、アコギのバッキング、フルートのオブリガード、何もかもが完成されている。つづく「Get Down」クラビのコードカッティングがいい。さらに「Ooh Baby」拍の表と裏が不安定に聞こえるようにアレンジされたファンキーな曲。ギターの高音弦側からのカッティングが不安定。「Clair」はビートルズが約10年の時をかけて消化された/昇華された結果か。メロディラインが切ない。「I Don't Love You But I Think I Like You」は古き佳き時代のロックンロール。サキソフォーンのブリッジが泣かせます。
全曲捨て曲なしで、昔大切にしていたおもちゃがいっぱい詰まったおもちゃ箱を覗いた気分..
子供の頃を忘れたくない大人達に...
1. Alone Again (Naturally)
2. Get Down
3. Ooh Baby
4. Nothing Rhymed
5. If You Ever
6. Miss My Love Today
7. Happiness Is Me And You
8. Clair
9. Ooh-Wakka-Doo-Wakka-Day
10. Why, Oh Why, Oh Why
11. I Don't Love You But I Think I Like You
12. A Friend Of Mine
13. Who Was It?
14. Christmas Song
Official Gilbert O'Sullivan Website
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購入金額
3,000円
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購入日
1991年頃
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購入場所
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