DJ用を意識した作りですので、片耳でのモニター用に使えるよう反転機構とモノラル切り替えスイッチが付いています。
DJ用と謳っている割には、ドンシャリサウンドではなく、割と細かい表現を得意とします。
力強さよりも繊細な表現が得意なのは、ネオジムではなくてコバルトマグネットを採用していることに起因するのかもしれません。
コバルトマグネットはすでに過去の技術というか、今時のヘッドフォンで採用していることは少ないのですが、このdj1001は音の表現性にこだわり、あえてコバルトマグネットを採用しています。
ただし、低音域の押しは弱いほうですので、物足りなさを感じる方もいらっしゃるかも。
モノラル切替スイッチですが、私の場合モノラルに切り替えることは皆無なので、一度分解してモノラル切替回路を介さないよう配線を変更しました。
ケーブルなどによる劣化よりも接点および回路による劣化は影響が大きいため、使わない回路は省いた方が音質に与える影響は少なくなります。
回路を省いて直接結線したところ、より繊細さが増し、個性が際立ったように感じます。
良いヘッドフォンなのですが、我が家のヘッドフォンではATH-M9Xが今のところ最強なので、dj1001の出番はあまりありません。
ただ、ATH-M9Xはモニターヘッドフォンのリファレンス!といった感じの音なので、ちょっとキャラクターが立った音で鳴らしたいときはこのdj1001を使っています。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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