所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。インディーズで活躍するバンドにはデビューしているバンドには熱い塊をもつバンドがあります。本日はそんなカタマリをご紹介します。
猛音。ギタリスト山口タケオンの主催するセミプロバンド。集まったのがZAPPAが好きなメンバーであったのでおのずとテクニカル、変拍子、変態方面(←本人のHPにそう書いてあった)に行ったらしい。基本インストでギタリストが中心というところは先にご紹介したKENSOと同じなのだが、こちらはトリオ構成でテクニックを前面に出した部分があるところが違うし、曲もともに自作なのだがこちらは日本的な伸びやかな旋律はあまりなく、早いリフが中心というところが大きく違う。
それは1曲目の「She's Gone」から既に。裏々ハイハットオープン3連チャンとそれに合わせたユニゾンが繰り返される速い曲で、トリオの意地がぶつかり合う!でもギターのフレーズは意外に覚えやすい。
つづく「Magic」もディストーションギターのリフのあとにはスラップベースのブリッジが入ったり、メロディーラインがベースのコード弾きだったりでおもしろい。ドラムは常にうるさいし。後半の曲はベースが指弾きでメロをとるPrism風のものもあり、様々なトライアルを感じる。
この盤はかつてあったHPで直販していたCD-R(cybercatのは、元が「TDK製」であることがわかる手作りのもの。でもレーベルもちゃんと印刷してくれてるけれど)。ジャケットも手作り感あってイイネ!
粗い、でも熱さを感じる演奏です。聴いてみて!
【収録曲】
1. She's Gone
2. Magic
3. Magic Ⅱ
4. Mind Scape
5. 眩暈坂
6. 海風
「She's Gone」・・・ライヴ。本人のHPもすでに消滅しているが、動画が残っていた
かなりディープ。お好きな方は...
...どうぞ。ハマる要素は結構ある。
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購入金額
1,500円
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購入日
2005年頃
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購入場所
猛音HP直販
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