カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭に選出されるなど、当時は話題になった作品でした。
札幌では上映されていなかったんですが、主人公・霧越 未麻役の岩男 潤子さんのコンサートのために上京した時に鑑賞しました。
当時の私はアニメ系ラジオにハマっていて、劇中劇「ダブルバインド」のラジオドラマも聴いていたんですが、「ダブルバインド」の中でも「パーフェクトブルー」という単語が出てきて、2つの物語がどのようにリンクするのか、いやが上にも興味をかきたてられずにはいられませんでした。
ストーリーは、当時既に全盛と言い難い存在だった”アイドル”と、逆に当時は先進的な存在だった”インターネット”という組み合わせが面白かったですね。
見ている最中はもちろん、見終わった後も恐怖を引きずるようなサイコホラーでしたが、同時に作中について色々と考えさせられる深い作品でした。
監督の今敏さんは残念ながら去年亡くなってしまいましたが、初監督作品としては申し分のない名作だと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
1998年頃
-
購入場所
mickeyさん
2011/05/31
サイコホラーで描写など生々しかったような・・・
普通のアニメとは違い新鮮でした(^^)
ryo157さん
2011/05/31
コメントありがとうございます。
ラストで割れて尖ったガラスに倒れこむシーンなど、思わず目を逸らしてしまうほど生々しい描写が多かったですね。