オーディオ機能がCD・ラジオ・カセットテープしかない、私の車のオーディオですが、その中のCDプレイヤー部がエラーを発生して再生不能となってしまいました。
エラーコードを調べたところ、ピックアップ汚れ等の理由でディスクを読み取れない場合のエラーコードということで、レンズクリーナーを試してみることにしました。
読み取り不能となると、汚れだとすれば結構酷い状況だと思われますので、スロットインのドライブに対応した湿式レンズクリーナーで、近所の量販店で手に入るものとしては唯一の選択肢であった、ELECOM CK-MUL3を購入してきました。
この製品は、一般的に使われる光学ドライブである、CD・DVD・Blu-rayをすべてサポートすることが特徴となっています。ただし、ガイド音声はCD-DAで収録されているようで、CD音声が再生できない機種ではクリーニング動作のみを行う形となるとのことです。
外装の紙パッケージとほぼ同じ内容が、内側のディスクケースにも記載されています。
湿式クリーナーとして利用する場合には、ディスク表面のグレーのパッド部に、添付のクリーニング液を一滴滴下します。液を使わなければ乾式クリーナーとして利用することになります。
このグレーのパッドに繋がっているブラシは内周に配置されているため、TOCを読みに行く動作で必ず通るということなのでしょう。
残念ながらエラーは解消せず
湿式クリーナーはディスクが読めないなど、特に症状が酷い場合に使うものとして案内されています。今回はまさにディスクが読めない状況で使うため、最初からクリーニング液を付けた状態で使ってみました。
しかし、結論から言うと、残念ながら症状は全く改善しませんでした。動作音から判断して、どうもピックアップがきちんとTOCを読みに行っていないように感じられますので、完全にドライブの故障なのではないかと思います。
生憎購入時の保証が切れてしまったところですし、修理代は少なくとも3~4万円程度かかるらしいことから、CDを諦めた方が早そうです。元々普段から、オーディオはカセットアダプター経由のDAPを常用していましたので、実用上の問題はほとんどありませんし…。
もしカセットデッキ部も完全に壊れてしまったら、中古の同等品を買って差し替えて使うと思いますが。そうでなければこのままでしょう。
さて、折角買ったCK-MUL3ですが、実はもう一つ使いたい場所がありました。この文章を入力している引退寸前のメインPCに搭載されているBDドライブ、Pioneer BDR-206です。
実はこのドライブ、最近CDやDVDを全く読めなくなってしまい、Blu-rayだけが読み出せるという、BD専用ドライブと化してしまっているのです。DVDドライブは別途搭載されているので実害はさほど無いのですが…。
こちらも湿式クリーナーで何度かクリーニングしてみたのですが、残念ながら症状は改善しません。まあ、ここ1年以上Blu-rayディスク以外使っていなかったので故障に気付かなかったわけで、もうこのまま使い続けるつもりですが…。
結果的にクリーニングによって何かが変わったわけでは無いのですが、汚れなどでは無い故障だということが結論づけられたのは良かったのかもしれません。その切り分けには十分役立ってくれました。
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購入金額
954円
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購入日
2020年08月17日
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購入場所
ケーズデンキ
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