女性ボーカル曲のカバーアルバム、GIRLS ROCKシリーズの第三弾です。

私のお気に入りの曲が一番多いアルバムでもあります。

やっぱり、一曲目「熱くなれ」のインパクトは凄いですねぇ。

サラッと、「正義が社会を救えないなら、愛しかないでしょ」が書き換えられていたのですが、最初からそっちだったように思えたのは内緒ですｗ

まあ、大黒摩季さんがそんな歌詞書きませんよね～。

そしてそこに次ぐのが「夢見る少女じゃいられない」「地上の星」、甲乙付け難いのです。

ウッドベースのイントロが重くドロドロとした情念を漂わせている「地上の星」、中島みゆきさんが歌う羨望と嫉妬と諦観が入り混じる原曲の雰囲気を残しつつ、深く重い曲になっていると思います。

「夢見る少女じゃいられない」は、質量をしっかり感じる軽快さがあって、ノリノリです。

ラストサビの囁くような「夢見る少女じゃいられない」のフレーズは、鳥肌が立ちます。

他にも、「そばかす」「フレンズ」「CAT'S EYE」等々名曲揃いなので、集大成って言っても過言では無いかな、と思ってます。