とは言うものの、FreeBSDのインストールから躓き、Xの設定で躓き、ネットワークカードの設定で躓き、再インストールし直す・・・・。そんなことを繰り返しながら、少しずつうまくできる様になった時にこの本の内容を試してみようとした時に、「リモートってもう一台FreeBSDのマシンが要るのか?Telnetてなに?」など、今ではアホ臭いことで悩みまくりの毎日でした。(苦笑
コマンドにしても、「これMS-DOSとどう違うねん・・今更MS-DOS覚えたないで~」なんてトンチンカンな誤解を持ちつつも、嫌々覚えるしかなく、他の本を読んだりしながら書いてある事を意味もわからず繰り返していく内に、連鎖反応的に知識が結びつく瞬間を迎えました。休日や仕事から帰宅して夜更かししながらの独学で2年くらいかかったかな。ビビビと来て「もしかしたらこれは凄いOSなんじゃないか」と気づいたわけです。
ちなみにこの本は、UNIXの超基本的なところの特徴をさらりと流しているだけなので、内容は薄っぺらいもので、OSのセットアップなんかには全く触れられておらず、ターゲットとしては、企業や大学等で既にUNIX環境が整っており、それをユーザーとして使わなくてはならなくなったという、初心者のまだ初心者がとりあえず読んでみる程度の本に過ぎません。それくらい内容は無いに等しいです。
新入社員とかに読ませて既存のUNIXマシンに接続し、操作をやらせてみるという程度には使えそうな気がします。学生気分を抜かせるための教材としては有効かな。社会人の思考(考えて、試して、質問して教わる)を鍛える為のわざと意地悪な教材を使う。そんな本です。
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購入金額
1,200円
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購入日
2004年頃
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購入場所
紀伊国屋書店
operaさん
2011/04/07
中々手厳しい本ですね(笑)
私はLinux系ですが、何度も仮想マシンでインストールし直したり、かなりバタバタしました。。(^^ゞ
shinさん
2011/04/07
UNIXをUNIXらしく(ネットワークユーザーとして)使うための本当の初歩の初歩って感じです。昔の大学とかではこういう状況だったのかも知れませんが、今は個人でもLinuxで容易にUNIXな環境を占有できちゃいますからね。
私はFreeBSDでPC-UNIXを始めましたが、今はすっかりLinuxを使っています。Redhat系で勉強したので、Redhat、Vine、CentOSと渡って現在に至ります。
Turbolinux、Debian、Gentoo、Solaris、AIXなんかもつまみぐいしましたが、やっぱり情報が多いのが便利だなというところでRedhat系に落ち着いています。Whiteboxなんかも使っていた時期がありましたがどこいっちゃったんだろうか(苦笑
私もFreeBSDのインストールは、100回では済まない位やってますね。結局は繰り返して学習するしか無いのでしょうね。
operaさん
2011/04/08
職場はfedoraですね。。
まあ繰り返していくうちに私でも少しは身についた気がしますので、繰り返して体で覚えていくしか無いですね。。(^^;
shinさん
2011/04/08
基本的に、aptとかyum(rpm)で管理したいので、リポジトリの管理は重視しています。自身がメンテナーに加わることも考えたのですが、仕事と両立するのは無理なので無難なCentOSに落ち着いています。
コマンド類もしばらく使わないと忘れるので、やっぱり時々は繰り返しの作業をしなくてはなりませんね。人間は忘れることが出来ますので。