●MSI KM4M-L
AthlonXPシリーズ向けのグラフィックスコア統合チップセット”KM400(後期ロットはKM400A)”を採用したmicroATXサイズのマザーボードです。
FSB333MHz、DDR333メモリ(シングルチャンネル)に対応。内臓GPUはS3 Graphicsの”UniChrom 2D/3D ”でOC設定などは不可能なバリューセグメント向けの製品です。
FSBの設定はジャンパーピンで行います。400MHzの設定も可能ですがCPUが耐性不足なのかチップセットが非対応なのかは分かりませんが起動しませんでした。
●動作テスト#1 ~BIOS画面~
手持ちのDDR400メモリを挿して動作可能なのかテストをしてみました。はじめ動作テストをしたときにブートに失敗したりBIOS画面で数分でフリーズするなど不安定でした。
マザーボードの状態は比較的良いのでボード上のホコリを除去した後にメモリスロットの洗浄(接点洗浄剤使用)を行ってみたところ安定動作しました。
コンデンサなどは外見では正常に見えますが年式的にも容量はかなり抜けていると思いますので何ともいえない状態ですが、アイドル状態に近いBIOS画面では安定しているようです。
●動作テスト#2 ~OSインストール~
検証用の保守パーツのATAPIのHDDとDVDドライブを使用してOSセットアップしてみました。6~7年前の製品ですが問題なく動作しています。
●S3 Graphicsの”UniChrom 2D/3Dについて
2D/3D性能に関してはIGP相応の性能で高いとは言えません。公開されている一番新しいドライバーをインストールしても16:9解像度に対応していないので現状の液晶モニターとの相性は最悪となっています。
●感想
Socket Aのマザーボードをこの時期に弄ることになるとは思っても見ませんでした。AthlonXPのころはnForce2シリーズが主力チップセットでしたのでVIA製マザーボードはあまり使用していませんでしたが、今から6~7年前のことなのかと思うととても懐かしいです。
清掃・洗浄後の動作は非常に安定していて各種ポートも異常ありませんでした。Socket A用のCPUもいくつか眠っていますので、しばらくはケースに入れて動作検証用に利用する予定です。
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購入金額
0円
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購入日
2011年03月頃
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購入場所
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