屋根裏さん、私もつくづくそう思います。
もともとのゆるさがイイ加減？なんですよね、かえって。
そこに退色具合などがプラスされて熟成した存在感が生まれる。
これが魅力ですね。

そうそう！
人の手に渡っている事も歴史に厚みを加えていると思います。


買い与えた親が居て
遊んだ子供が居て
遊ばれなくなり押入れに押し込まれて
掃除していたら出てきて過去に帰り
手放され
それでも今ココにある。


整理された清潔な生活の為に物を捨てる事が勧められたりしますが、どんなアイテムにもそれだけでは計れない思い入れや、思い出が込められているんでしょうね。

とは言いつつも、要らない物はどんどん捨てられる人や生活に憧れたりもしています。

モノとモノにまつわる感情や忘れ去られた遠い記憶。
そんなことを手に取る度についつい考えてしまいます。
トイストーリー３がまさしくそんなオモチャたちのほろ苦いお話でした。
私の集めているオモチャ達が夜中に、
「最近、おれが一番のお気に入りなんだぜ～」とか
「オイラはもう一生ダンボールの中なのかな・・・」なんて話ししているんじゃないんだろうか・・・なんていい歳して考えちゃったり（笑）。

私の母は幼年期に私が大切に？遊んでいたオモチャを、段ボール箱にしまって置いてくれたようです。
何も知らない父がそれを無造作に処分してしまったとは、つい最近聞きました。
1号の回転するベルトやライディーンの大きなソフビもあったようです（涙