レビューメディア「ジグソー」

J Kayはこの踊りを見なくちゃ⇒ということでDVD付きをど~ぞ。

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。その曲と、アーティストとの出会いを当時を振り返りながら熱く語ります。

jamiroquai...
読むのも困難なこのグループと最初に出会ったのは、MTV。1990年代初頭、当時の映りの悪い15インチブラウン管テレビの向こうに珍妙な帽子をかぶり、空手の型かパントマイムか手のひらをひらひらさせながらヘタウマな(?)ダンスを踊るヤロウがいた...。J Kay..。その後、ディジリドゥー(didgeridoo アボリジニの伝統楽器)を入れたり、時代遅れの宇宙船が出てくるPV出したり..気がつくと彼は一つの音楽ジャンルを作っていた...acid jazz...

この2010年代の今となっては死語に近いジャンルだが、1990年代確かに一つの大きなムーブメントだった。acid jazz自体はレーベル名だし、jamiroquaiがそこに所属していたわけではないけどムーブメントの終末期ではジャミロ=acid jazzという感じで、ジャンルを乗っ取って(書き換えて)いた。

そんな彼らのSONY時代のベスト盤がこれ。今回登録のは初回限定のPVが納められたDVD付きバージョン。半年後にDVDに換えてリミックスCDが納められた「Deluxe Edition」が発売され、コレクターとしては当然(ぇ゛?)コレも持っているんだけど、やっぱこっちで登録。
当然(?)青盤(Deluxe Edition)も持ってます
当然(?)青盤(Deluxe Edition)も持ってます

それは自分のジャミロの原体験が、PVと分かちがたく結びついているから。
実はこのベストは曲をたくさん詰め込むためにほとんどの曲がRadio Editでショートバージョンであるとか、自分ではジャミロの曲の中で最も好きなTalullah(6枚目のDynamiteに収録)が入っていないとか(でもこの曲はかなり異端の曲なので、入っていなくても当然とは思いますが)ケチの付け所満載なのですが、PV集がついてたので、許す!

「Too Young To Die」の「あの」ダンスは、やっぱり「Space Cowboy」でも出てくるし、「Virtual Insanity」の定点カメラのショットで狭い部屋で踊るJ Kayは「Canned Heat」でさらにお行儀悪くなって帰ってくるし(よい子はまねしないでね)。

DVDの存在と網羅性のあるベストということで、ジャミロビギナーな方におすすめ。
ほぼ網羅状態のコレクターには他に未収録のRunawayとRaidoが目当てですかね。
赤いスリーブを外すと通常版のジャケットが
赤いスリーブを外すと通常版のジャケットが

【収録曲】
<CD>
1. When You Gonna Learn
2. Too Young To Die
3. Blow Your Mind
4. Emergency On Planet Earth
5. Space Cowboy
6. Virtual Insanity
7. Cosmic Girl
8. Alright
9. High Times
10. Deeper Underground
11. Canned Heat
12. Little L
13. Love Foolosophy
14. Corner Of The Earth
15. Feels Just Like It Should
16. 7 Days In Sunny June
17. (Don't) Give Hate A Chance
18. Runaway
19. Radio
20. Half The Man

<DVD>
1. Too Young To Die
2. Emergency On Planet Earth
3. Space Cowboy
4. Half The Man
5. Virtual Insanity
6. Cosmic Girl
7. Deeper Underground
8. Canned Heat
9. Little L
10. Love Foolosophy
11. Feels Just Like It Should
12. 7 Days In Sunny June
13. Runaway

旧所属SONYのHP
現所属ユニバーサルのHP

「Canned Heat」

  • 購入金額

    3,150円

  • 購入日

    2007年頃

  • 購入場所

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • パッチコさん

    2016/04/03

    Virtual Insanityがいいですねー。J Kayは車好きで、トップギアにも出演してました。
  • cybercatさん

    2016/04/03

    「Virtual Insanity」もPVよかったですね~。
    あの曲の入ったオリジナルアルバム、“Travelling Without Moving”は、トレードマークのBuffalo man(Medicineman)がまるでフェラーリのエンブレムみたいに加工されていましたからねー。

    自分的には1stの混沌としている感じが一番好きなんですけれどね。

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