初めて購入したCPU Athlon XP などを下取りに出し、購入資金の半分を捻出してやっと手に入れたCore i7-2600Kです。
これを購入するまでは、限られた予算で組んだPCをCPU・メモリ・VGAと可能な限りオーバークロックして、快適に動作するケーミングマシンに仕立てていました。
しかし、このCore i7-2600Kを手に入れてからは必要充分な性能であったため、そうすることもあまりなくなっていきました。
もう4年以上使用しましたが、このCPUの秘めたる力を出し切った場面は無かったかと思います。
久しぶりにBIOSをチェックしたところ、いつのまにかマザーボードの簡単オーバークロック
機能が有効になっていたので、試しにとそのままでベンチマークをおこなってみました。
まずsuper pi mod 1M では8.018秒という結果に。
続いて3Dベンチマークを回してみました。
PC構成
【CPU】Core i7-2600K
【CPUクーラー】SilverStone SST-TD03
【マザーボード】ASRock Z77 Professional
【メモリ】 Crucial BLT4G3D1608DT2TXRG
【サウンドカード】Sound Blaster X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Series
【ケース】LIAN-LI PC-V700WX
【電源】EA-650-PLATINUM
【OS】Windows7 Pro 64bit
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
GTX680ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク 4.7GHz score
GTX680ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク 定格 score
3DMark11
この辺りで何かがおかしいことに気づきました。
消費電力は定格と比較して大幅に増加してますが、スコアは悪くなっています。
スコアを比較すると、主にCPUのマルチスレッドで実行するPhysics scoreと、それとグラフィック
の複合テストであるCombined scoreが落ち込んでいるのが判ります。
CPUが4.7GHz設定時に、定格よりパフォーマンスを落としています。
原因は、冷却不足でCPU内部温度の排熱が追いつかず4.7GHzとリミッターでのクロックダウンを
高速で繰り返していると思われます。
super pi mod 1Mのような10秒前後のごく短時間の負荷なら問題なく完走しますが、
長く続くと今回のようになってしまいます。
3DMark
やはり3DMarkでも同じような結果となりました。
Core i7-2600Kは、登場した頃に大幅にオーバークロックが出来ると話題になっていましたが、
私のような素人にはE8500、さらに古いFSB世代のCPUのほうが扱いやすくて楽しかった印象です。
※ベンチ実行中のログについて勘違いしていた部分を削除しました。
まだまだ通用する処理性能です
インテルさんはなぜあそこまでSSDに力を入れるのか。
私の場合、LGA775や1156世代のPCを更新したのはSSDの速度をフルに使いたいからでした。
現状でも新規格の超高速SSDを使ってみたいなどの理由がないと更新する必要を感じません。
今回のSandy Bridge世代辺りから顕著になってきた発熱問題と、さらにワットパフォーマンスを
劇的に改善する次世代CPUの登場を願ってやみません。
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購入金額
25,980円
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購入日
2011年07月18日
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購入場所
ソフマップ・ドットコム
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