エントリーモデルなだけに多彩な機能はなく、音色数も10と少なめで、きわめてシンプルなモデルです。
本体もプラスチックが多用されていることもあり、74鍵盤のキーボードとしては軽量の重量5.4kgです。
キータッチは“グランド”と付いていますが、ふにゃふにゃの廉価版モデルといった感じです。
ピアノとかと比べちゃいけません。
子供用のおもちゃのキーボードを少しマシにしたというか、そんな印象を受けます。
段階的にタッチが変わる「グレードソフトタッチ鍵盤」を採用していますが、ふにゃふにゃなので全力で叩いてしまうことがほとんどです。
6Wのステレオスピーカーを搭載していますが、音質は「とりあえず鳴る」レベルです。
ヘッドフォン出力端子がありますので、別途スピーカーは用意すべきです。
76鍵盤キーボードとしては安価であり、MIDIのIN/OUT端子も装備。
重量も軽くて大きさもそれほど巨大ではありませんので、ちょっと弾いてみたい…といった用途にはもってこいのキーボードです。
より“ピアノらしさ”を求める方は、P-95の方がお勧め。
こちらは88鍵盤ありますし、グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤を搭載しているのでNP-30のようなふにゃふにゃ感はありません。
ただ、価格も倍くらいしますし、重量も12kgとかなりの差があります。
5.4kgと軽量なNP-30は使わない時にはすぐに片付けられる、という点もメリットの一つかと思います。
-
購入金額
0円
-
購入日
2009年頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。