Koolanceのシャットオフノズル。
オスのコネクターと組み合わせることで、チューブの中に冷却液が流れていても、そのままワンタッチでチューブの連結を切り離すことができます。
このように、水路に冷却液が入っている状態で、グラボだけを取り外してメンテナンスを行ったり、パーツの入れ替えを行ったりすることを可能にできます。
切り離し時にはバネの力で内蔵バルブが自動的に閉まり、水がこぼれないような構造になっています。
ただ、切り離す際にバルブ内に多少の冷却液が残るので、その残留分は何かでふき取る必要があります。
ふき取った後は、バルブが閉まっているので、液漏れはありません。
このシャットオフバルブは同じ品番のものでも3世代の製品が混在しています。
私が持っているものは第2世代のもの。
現在は第3世代のものが生産されているようです。
第1世代の古いバージョンのものは、チューブを締める部分が普通の鉄でできているものが混在していますので、その部分だけが錆びます。
気になるなら、磁石で確認するのが良いかと思います。
普通の鉄であった場合はさび止めを塗っておくか、濡れないように気を配るほうが良いでしょう。
以下の説明は、下記の持ち物と同じ内容になります。
非常に便利なのですが、どうしても圧損が発生するので、ガンガン水を流したい流量命の人にはお勧めできません。
ですが、Laing DDC系の揚程能力の高いポンプを使用しているのであれば、ほぼ問題にならない程度だと思います。
ちなみに、このKoolanceのシャットオフノズルはいくつかのバージョンがあり、Low Flow, High Flow, Extreme Flowの3バージョンがあります。
もっとも流量の多いバージョンがExtreme Flowになりますが、同時に本体の幅が広くなるので、狭い場所での取り回しなどが厳しくなりますので、場合によってはLowやHighを使用するのも良いかと思います。
ちなみに、冷却液が流れる部分は、耐久性の高いステンレス系が使用されているようです。
この手のステンレスは、錆びに強く、耐久性が高いのが特徴です。
また、ネジ部分は非常に鋭利です・・・。
気付いたら手がザックリと切れていて血まみれになっていることもあるので、手袋を着用しての作業をお勧めします。
このコネクタは内径12mm、外径19mmのチューブ用。
かなりの極太仕様で、少し一般向きとはいえません。
自分はTygon R3603チューブと組み合わせて使用しています。
オスコネクタとメスコネクタを組み合わせると、内部にあるつっかえ棒同士がお互いを押し合い、バルブを開く仕組みとなっています。
詳しい図解などは、メーカーサイトでご覧ください。
シャットオフバルブ メーカー説明
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購入金額
1,980円
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購入日
2010年頃
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購入場所
koolance直販
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