しかし、2010年6月に刷新した現行PCはゲームが主な用途ではないためトップ性能は狙いませんでしたが、Blu-ray Discの再生や動画編集、Photoshop CS5でのストレスない使用、といった点は十分考えていましたので、グラフィックにもソコソコの性能を求めました。
構成としては
CPU:AMD PhenomⅡX6 1090T BlackEdition
メモリ:4GB
M/B:ASRock 890FX Deluxe3
VIDEO:玄人志向 RH5850-E1GHW/HD/DP/SP
と昨年のミドルハイ程度は満たすもの。
ここでこの話題のベンチマークをやってみました。
興味があったのは「同じ構成でOSのみ変わった場合、結果に差が出るのか」ということ。PC雑誌等でこういったベンチマークは取り上げられ、市販PCの性能を比較するのに使われて読者の購買方針決定に影響を与えていると思われますが、旧PC(WindowsXP搭載)と新型PC((Windows7搭載)の比較に強化されたCPUやグラフィック性能など以外の点が影響しているのか、という興味です。
技術屋としては何かの比較を行う際には比較対象のものだけを換えて他は換えてはいけない、というのが基本。PCの場合、新型PCはソケットやメモリ規格が異なることが多くどうしても変更が多岐にわたります。そのため旧PC<新型PCの結果が出てもそれがCPUの強化のためかHDの強化のためか、あるいはOSの変更など他の要因か加わっているのか判別しがたい。
現在のPCのOS構成はwindowsトリプルブート(win7Pro_64bit、win7Pro_32bit、winXpPro(32bit))+Ubuntuの4OS同居。各OSバージョンのドライバの出来不出来はそのOSに付随するものと割り切って、ベンチマークを取りました。厳密に言えばOSのインストール領域が起動HDDのどこのセクタにあるかで若干の誤差は出てきますが、そこは計測誤差と言うことで(^0^;)
【結果】
Windows7 Proffesional 64bit:HIGH=4101,LOW=4625
Windows7 Proffesional 32bit:HIGH=4083,LOW=4663
WindowsXp Proffesional:HIGH=3699,LOW=4189
HIGH、LOWともに約1割、WindowsXpのスコアが悪いという結果になりました。一方Windows7内では64 bitも32bitも誤差範囲内で大きな差はありません。
従って本ベンチマークを参考にWindowsXp搭載PCとWindows7搭載PCの優劣を判定するには、単純なOSの差によりスコアがかさ上げ(もしくは不利に)表示されている事を考慮に入れる必要があります。
...って、買い換えが必要なくらい世代差があるWindows Xp PCとWindows 7 PCでは1割ぐらいもはや「誤差」かもしれぽ..orz
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購入金額
0円
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購入日
2010年06月16日
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購入場所
株式会社スクウェア・エニックス
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