今は2TBだ、その前は127GBだと内蔵ハードディスクの規格上の壁がありましたが、それよりもっと前のお話。PC-9821には「4.3GB」という壁もありました。これはBIOSのシリンダ桁数の不足によるものでBIOSの書き換えが可能であれば破れた壁なのですが、当時の98はまだBIOSを更新するような「高等な」作業をユーザーがすることを想定しておらず、更新BIOSの提供がありませんでした。
現時点で当時の情報をググるとBIOS改造など裏技を使って壁突破を達成しているユーザーもいたようでしたので、不可能ではなかったのでしょうが、まだ私には敷居が高かった。
そこで購入したのがUltra-SCSI対応外付けハードディスク。容量は大容量13GB!今はUSBメモリはおろか、ユーザーによっては内蔵メモリに積んでいる容量さえ下回るものですが、当時は内蔵ハードディスク(4GB←これですら標準の1.2GBを積み替えた3倍も大容量なハードディスクでしたが(#^.^#))を大きく上回る容量で、圧縮無しでフルバックアップしても余裕の容量。
安定性あるSCSI接続で、内蔵IDEが致命的に遅かった9821では外付けHDDの方が遙かに高速(ベンチでは約4倍程度の高性能だったと思います。)。
同社製のMOとデザインが共通で重ねておくことも可能。
使用機体がDOS/V機に変わった後も、当初は内蔵HDDが20.5GBだったので、データのバックアップ先として利用していました。
その後DOS/V機の内蔵ハードディスクを積み替えて、容量が120GB×2になるにいたり、その1/20程度の外付けHDDの意義は消滅し、PC-9821に逆戻り。
今は物置の電源抜かれたPC-9821のSCSIポートに同じデザインのMOと一緒に兄弟のように仲良くならんで刺さっています。
おやすみ。
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購入金額
30,000円
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購入日
1999年頃
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購入場所
guruさん
2011/02/10
私も全く同じもの使っていました。
本当に当時はIDEが遅く、SCSIの速さは感動ものでした。
その分今ほど、SCSIカードも安くなかったですけど。
cybercatさん
2011/02/10
>本当に当時はIDEが遅く、SCSIの速さは感動ものでした。
そうですね。内部接続のハードディスクより外付けのものの方が早い...
ベンチの数値の桁を何度も確認した覚えがあります。
>その分今ほど、SCSIカードも安くなかったですけど。
高級規格でしたね。
けんこうさんさん
2011/02/10
購入して1年1ヶ月で壊れてしまって・・・
分解したら中身はSAMSUNG製IDE HDが入ってた事を思い出します。
cybercatさん
2011/02/10
>購入して1年1ヶ月で壊れてしまって・・・
あれま。うちのは10年近く元気でしたね。
>分解したら中身はSAMSUNG製IDE HDが入ってた事を思い出します。
こんど腑分けしてみようかな。
リンさん
2011/03/15
親父に壊されてしまいましたが><
中のHDDを交換してケースだけ使っていました!
SCSI派だったので重宝していましたよ☆
cybercatさん
2011/03/16
>SCSI派だったので重宝していましたよ☆
私も最初NECの98を使っていて、内蔵IDEが××でしたから、SCSI派でした←内蔵HDDより数倍早い外付けHDDって....
ただ今回のメインPC(2010年6月組み上げの自作PC)はついにSCSIレスとなってしまいましたが....