長い延長コードをつけたイヤフォンを利用していたのですが、
コードの縛りは煩わしいものです。そこでお手軽にワイヤレスに
したいと思い購入しました。
説明書の他は本体、USBケーブル、充電アダプタがついています。
充電は、USBケーブルでPCにつなげて2時間程度。
USBケーブルをさらに充電用アダプタにつなげて
コンセントからも可能です。
一応仕様では
連続使用時間:最大約7時間、
連続待機時間:最大約200時間
となっています。
テレビに接続しているAVアンプのヘッドフォン端子は標準プラグ、
当機はミニプラグなので、変換アダプタを別途用意して接続します。
【ペアリング】
Bluetoothヘッドフォンとのペアリングは、当機のボタンを6秒ほど長押しして
ペアリングモードになっている間、ヘッドフォン側のボタンを8秒ほど長押しすると
数秒後に完了します。
通信中は、2秒ごとに3回LEDが点滅します。もう少し点滅頻度は少なめでも
よいように思うのですが、変更はできません。
ヘッドフォン側の電源を切ると通信待ちとなり、これまた本体LEDは2秒ごとに点滅するので
電源を切り忘れると、ただ電池を消耗するだけの存在になってしまいます。
数分通信が途絶えたら勝手に電源を切ってくれると安心なのですが、
そのような機能はないようです。
【ワイヤレスの効果】
隣の部屋くらいだったら、音を聞きながら、ケーブルを気にすることなく
移動できるのは便利です。
遮蔽物があると多少の音飛びは発生するものの、テレビの視聴中で
CMの合間にトイレや冷蔵庫に向かう場面などでは、音によってCM終わりが
大体分かるので気持ち的に余裕がでます。
【PCとの接続】
冗長とは思いつつ、試しに、PCのイヤフォンジャックに当機をつないで
Bluetoothヘッドフォンで聞いてみたのですが、音がこもって遠いように感じました。
当機を経由せずにPCと直接Bluetooth接続したほうが、音は大きくクリアに聞こえます。
やはりBluetooth非対応のPCでないと当機を利用する意味はないですね。
【テレビの視聴】
さて、本来の目的であるテレビの視聴ですが、音は思った以上にクリアで
深夜におとなしく聴く分には、音質的な問題は感じません。
ただ、音声を電波で飛ばせるように変換し、それを受け側がまた音声に変換して
再生するという一連の手順を踏んでいる分だけ、ほんのわずか(0コンマ数秒?)
ではありますが、音が映像より遅れて聞こえます。
アニメや洋画吹き替え版だったら許容範囲かと思いますが、
音楽番組やスポーツ観戦など、映像と音声を同時に聴くことで
臨場感を楽しむコンテンツでは、そのあたりを妥協して使う必要があります。
アクションゲームなどでは違和感で操作しずらいことになるかもしれません。
よく考えれば当たり前のことなのですが、単純にワイヤレス化を目的として
利用する場合は、コンテンツの向き不向きを考慮する必要があります。
ちょっと調べたところ、音ズレをなるべく抑える apt-X Low latencyという
規格に対応した製品ならある程度は解消されるようですが、そうではない
Bluetooth製品の場合は、映像との同期を気にしなくてもよい使い方
(音楽鑑賞、キーボード操作、ファイル転送など)が向いているのだと
改めて感じました。
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購入金額
3,500円
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購入日
2013年07月04日
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購入場所
ネット通販
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