1992年に購入し長年愛用してきましたが、2年前からガリオームではないノイズが左チャンネルから発生し、まともな再生ができなくなりました。
出力段の電解コンデンサーの交換、電源スイッチの交換、半田付けの追加などを行いましたが、改善が見られず、万事休すの状態になりました。
そこで、配線図を見たら、出力段とスピーカー端子の間に保護用のリレーがあるではありませんか!?ヒヨットしたらと思いリレーを取り外し、接点を拡大鏡で調べたら、左チャンネルの接点に
縦の溝がありました。20年以上使っていたのですから、致し方ありませんが、これが原因と思いパナソニックのluxman純正のリレーは製造完了のため、オムロンのGW4-2212Pタイプに変更しました。
恐る恐るスイッチオン、多少起動が数秒遅くなったものの、見事、Aクラスの艶やかな音が蘇りました。無論エージング後もノイズは一切なくなりました。
交換時の注意を1点申し上げます。接点をオンオフする励磁回路にオフ時の逆起電圧を吸収するダイオードがパラレルに挿入されておりますので、電圧の極性にご注意ください。
参考までに奮戦記をアップいたします。
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購入金額
350,000円
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購入日
2016年02月01日
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購入場所
audio union 2号店
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