中には
を5台搭載しています。
そもそもRAIDって何ぞや?とかと思う人もいるかもしれません(まぁいないとも言い切れないので)
そんな人は、ここを参照してください。
まぁこんな長い分をずらずら並べられてもわかりにくいと思いますので、簡単にまとめてしまいますと、
RAIDとは、低価格、低信頼性のHDDを大容量かつ高信頼性にするための方法で、その方式には1~5の5つの方式があり、そのほかにも拡張した方式として0と6が存在する。
しかし、実際は、RAID2,3,4はほとんど使われず0,1,5,6が主流となっている。
RAIDには2つの方式があり、専用の機器に処理を任せるハードウェア方式とCPUが処理をするソフトウェア方式の2つがありそれぞれに特徴がある。
ハードウェア方式は、専用の機器を導入するのにお金がかかったり、ドライバを入れたりと面倒
だが、CPUに負荷をかけず高速に処理することもできる。
ソフトウェア方式は、CPUに負荷がかかったり、処理速度がCPUの性能に依存してしまう
しかし、専用機器が必要ないので追加コストが必要ないということです。
それぞれのRAIDの特徴については、書いてあることのままなのでここでは説明しません。
それでは本題に入りましょう。
私の使用しているPCの構成はこうなっています。
CPU:Intel Corei7 975EE
ICH :Intel ICH10R
IOH :Intel X58
CPUは定格3.33GHzですが、OCにより4.14GHzで使用しています。
実際に使用できる容量は、7.27TBとなっています。
仕様上の容量に対して実効容量は全体の9割、RAID5の特性上全体の容量の平均値を引いた容量が使用可能容量となります。
このRAIDの設定は、ストライプサイズ128KBに設定されています。
ちなみに、単体でテストした時の結果はこうなりました。
読みが大体101MB/s書きが83MB/sとなっています。
次に、RAIDにしたときの速度です。
読みが388MB/sと3.8倍にも跳ね上がりました。SSDよりも早くなっています。
だがしかし、書き込み速度が16MB/s元の1/5と大幅に落ちてしまいました。もはや、USB2.0HDD以下…
やはり、パリティ演算をする分書き込みはかなり落ちてきてしまいます…
また、512KBのランダムは読みはほとんど変化はありませんが、やはり書きが大幅に落ちてしまっています。
しかし、4KBのランダムなどに関しては、読み書きともに向上しています。
やはりサイズが小さいほうがパリティ演算が楽なんでしょうかね?
次に、書き込み時とアイドル時のCPUの負荷率の違いです。
大体平均3~4%くらいといったところでしょうか
それでは書き込み時の負荷率を見てみましょう。
それでも平均して5%程度高くて9%だったので負荷がかかるといってもそこまで大きな負荷がかかるようではないようです。
ちなみに、小さいファイルの書き込みテストです。
やはり、読みが非常に高速になっています。順次読みに関してはほぼ600MB/sと半端なく速いです。
4KBQD=32に関しては、174MB/sと非常に高速化されています。
RAIDの恩恵はファイルサイズが小さいほど大きいようです。
しかし、結論から言わせてもらうと、書き込みの速度が非常に悪いです。どうしても、単体性能を生かし切れないですね。
読み込みを主とするドライブには最適でしょうけど、書き込みを主とするドライブにはどうも不向きでしょう。
これを参考に、RAID構築を考えてみてはいかがでしょうか?
-
購入金額
0円
-
購入日
2011年01月29日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。