+12Vは8レーン(各30A)、コンバインドして最大1188W (99A)の出力も可能です。
8cmFANによるストレート排気。
セカンドPC用の電源を新調するにあたり、メインPCで使用中の同社製電源
に大変満足していた事から、TPQ-1200を買い増しするかOC版を購入するか悩んでいたところに、タイミング良く本製品が発売。
急遽計画を変更して、セカンドPCにTPQ-1200を転用、本製品をメインPC用に購入する事にしました。
DELTAのOEM製品であるという情報も背中を押してくれました。(4453さん、ありがとうございます!)
【製品情報URL】
http://www.antec.com/Believe_it/global/product.php?id=MjQ2OA==
Corsair製電源の様に高級感はありませんが、必要十分な収納袋が付いています。
本体は写真で見ると黒っぽくみえますが、実際は藍色です。
直結ケーブルは
・24Pin ATX電源コネクタ(12V1)
・4+4Pin ATX/EPS 12Vコネクタ(12V2)
・8Pin EPS 12Vコネクタ(12V3)
・6+2Pin PCIeコネクタ x2 (12V5)
・6+2Pin PCIeコネクタ x2 (12V6)
・SATA x3(12V1)
・Molex 4Pin x3(12V1)
と12V各レーンに分かれている様です。
ケーブルはTPQ-1200に比べて気持ち柔らかい印象です。
それでは実際に使用してみます。
HCP-1200で電源を供給するメインPCのシステム構成は下記の通りです。
(USBハブ配下はACアダプタによる電源供給と判断して除外してあります。)
【検証PCのパーツ構成】
CPU: Intel Xeon W3680
CPU Cooler: Noctua NH-C12P SE14
M/B: ASUSTek Rampage III Extreme
Memory: Crucial Ballistix DDR3-1600 2GB x6
RAID Controller: LSI MegaRAID SAS9260-8i
Enclosure: Supermicro CSE-M14TB x2、CSE-M35T1B
SSD: Intel X-25E 32GB x2、Crucial RealSSD C300 64GB x4、I-O DATA SSDN-ST128B
VGA: ELSA GLADIAC GTX 580
Sound: ASUSTek Xonar D1
Fan Controller: AINEX NFS-2208D
Fan: OWLTECH F12-PWM x3、SANYO製 9cm x1
Keyboard: Unicomp Customizer 101
Mouse: Logicool G3 Optical
OCCTにて換装前のTPQ-1200と比較してみました。
12Vの安定感は素晴らしいですね。負荷を掛けても微動だにしません。
3.3Vはやや低く、波があります。
ただし、OCCTはテストを行うタイミングによって結果にばらつきが発生する様なので、あくまで参考レベルに捉えていただければ幸いです。
TQP-1200の名誉の為に述べますが、こちらも12Vはやや低めながら非常に安定しておりますし、購入から半年以上使用した状態でのデータである事も加味して、素晴らしい電源である事は間違いありません。
8cmFANによる排気はやや控えめな風量で、静音性に優れている印象です。
私のPC環境では他のFAN動作音に紛れてしまい、無音と言って良いレベルです。
【+評価】
・素晴らしい安定性
・筐体もコンパクト
・信頼の山洋製FAN採用
・ケーブルの取り回しが容易
・5年間保証
【-評価】
・直結ケーブルには使わないものもあった
大変安定しており、素晴らしい製品です。
ケーブルも比較的柔らかく、TQP-1200にあった「ケーブル途中のコンデンサ」が無い分、取り回しも容易です。
派手さはありませんが、堅実な製品だと思います。
安定志向の方におすすめです。
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購入金額
33,000円
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購入日
2011年02月頃
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購入場所