1985年にナムコから発売されたファミコン用のアクションゲーム(移植作)。
『ディグダグ』は1982年に稼動を開始したアーケードゲームで、本作はそのファミコン版です。プレイヤーは主人公ディグダグを操り、地中を巧みに掘り進めながら、画面上のすべての敵(モンスター)を退治することが目的。
敵を倒す方法は次の2つがあります。1つ目は、モリを敵に突き刺して、空気を送り込んで破裂させる方法。2つ目は、岩の下まで敵を誘導して、その岩を落下させて押し潰してしまう方法(危険を伴いますが、複数の敵を一度に倒せますので高得点が狙えます)。
さて、1985年にも入ると、ファミコンのラインアップも充実してきます。しかも、本作が登場した6月ともなれば、『レッキングクルー』『スパルタンX』『スターフォース』など、私の記憶に残っている名作がずらりと並びました。
そのなかで本作と言えば、《敵を倒す方法が酷い》と思った覚えがあります。モリで突いたうえに、空気を送り込んで破裂させるんですよ? 汚れた大人になった今であれば何とも思いませんが、当時はまだ純真な子供だったんですね(笑
確かにゲームとしては面白いと思います。例えば、壁越しにモリを打ち込んで敵を倒すなど、幾つかのテクニックを楽しませてくれます。また、どのルートで岩の下まで敵を誘導するかなど、奥深い攻略性を感じさせる点も評価したい部分です。
※2013年12月19日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。
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購入金額
4,500円
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購入日
1985年06月04日
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購入場所
由樹さん
2013/12/20
あの、段階を踏んでぷくぷく行く膨らむ所は好きだったと覚えてます(笑)
千里一歩さん
2013/12/20
「膨らむ所は好きだった」なんて、もしかしてS体質ですか?w
由樹さん
2013/12/20
SDキャラが好きってのもあると思います。
まるくなるのってかわいくないですか?(はじける所はあまり気にしてない)
千里一歩さん
2013/12/20
確かに、丸いデザインは全般的に可愛らしく見えますね。どちらかと言うと、私はリアル志向ではなく、本作のような感じのキャラが好きですw
Schrödingers Katzeさん
2013/12/21
PCでは、電波新聞社(現、マイコンソフト株式会社…なのに作ってるのはハードウェアばっかりw)が、多くの機種に移植しましたが、ほかのも含め担当者の腕次第…なので。
ナムコの場合は、パックマンあたりが基礎なんですよね。
アーケード主体なので、スコアが重要な要素を持っていますので、誘導してまとめてとか、そういう「テクニック」が要求されるデザインも、そういうところから着てるように思います。
十字掘りとかもお約束。
千里一歩さん
2013/12/22
>地味にいろんな機種~
『ディグダグⅡ』も発売されましたので、やはり人気ゲームだったと思います。移植版の出来は担当者の腕もありますが、メーカー名だけで失望させられる場合もありますw
>ナムコ
アーケードの収益構造を考えると、どうしてもスコア重視になりますよね。プレイ時間は長続きせず、かといって短すぎず。程ほどに満足してもらって、できるだけコインを注ぎ込ませるように設計しないとw