その任務は、ショッカー改造人間第2号の素材として選ばれた、有能な科学者(IQ600)でありオートレーサーの城北大学(第2話からはなぜか城南大学に変わっておりますね)生化学研究所員、本郷猛の拉致誘拐。
低予算の番組にもかかわらず、細かい毛が所々生えていたりする手の込んだ、気持ちの悪い怪人スーツ。それにしても本当に不気味な形相です。歴代怪人の中でも類を見ない気持ち悪さ。
それに引き換え、第2話の蝙蝠男のナリのショボサがかわいそう。
それにしても、蜘蛛も蝙蝠もこの後ライダーシリーズの怪人として形を変えて登場しますね。
「THE FIRST」の蜘蛛男を見た当初、懐かしさを感じました。
「仮面ライダー」が目指した番組「ウルトラマン」で主役以上に人気を博していた敵役怪獣。
それまでの「恐竜+怪物」的なウルトラ怪獣に拮抗すべく?考案された敵役は、等身大の主人公である仮面ライダーと同じく「素は人間+化け物=怪人」。
(仮面ライダーも、人間にバッタの能力を組み込まれた怪人といえば怪人・・・)
そう考えると、この蜘蛛男は特撮・ヒーローものにおける悪役のエポックメイキングとも言えるのでは?!
終盤、口から吐く糸を使い壁をよじ登って行く蜘蛛男に対し、バッタの跳躍力を使いひとっ跳びで追う仮面ライダーの勇姿!!
蜘蛛vsバッタの死闘に「お・お・おーっ」とは2世の奇声。
家族ともども楽しんでおります。
-
購入金額
200円
-
購入日
2010年頃
-
購入場所
屋根裏の散歩さん
2011/01/19
蜘蛛男は良い!良いのですが、蝙蝠男のあのキショく悪さも捨てがたいですよね。
ある意味ショボさがキショさに上手く昇華されているかと(笑)。
vingt-et-unさん
2011/01/20
蝙蝠男のショボキモ具合もなかなか捨てがたいですねー。
蜂女と合わせて3強怪人(私の中では)。
この3体はRAHで揃えて並べたいー。