我々の間には「チームプレイ」などという都合のいい言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じる「チームワーク」だけだ。
公安9課課長 荒巻大輔 『攻殻機動隊 S.A.C. 第5話』より
とても好きな、とても重い言葉です。
意味する所、
実際の現場では、想定外の事も起こるし、欠員もあり得る。
極限の状況下では各個人がコレが最善だと独自の判断の元で行った行動の結果が、
最善のアプトプットを吐き出す。
後から見返せば、各員の行動の相乗効果が見えて来る
そのためには「貴方は何をすべきですか?」「それは何故ですか?」と問い続け、その答えに即し遂行する
事を理想とせよ、って事だと解釈しております。。。
「チームプレイ」:個々のプレイヤーの活動を縛る一種のコード(規約)は、
とっても大切な事。
各人が役割を全うするから上手くいく。
野球で言うと、左中間に来た玉を遊撃手がとり一塁へ送球する流れ。
一塁はボールを取りに行かない。
企業経営で言えば、Value Chainを繋ぐ根本。生産性、業務効率の根本。
Supply Chain Managementの根源。
あらかじめ役割を定め、それを正確に果たすことで、目的を達成する。
そんな概念。
けれど、不確かな未来、突発的な出来事に立ち向かうことは、
個々のプレイヤーによるスタンドプレーの理想的な複合(Complex)
が望まれる。
ですが、最悪の場合、スタンドプレーの横行が組織を壊す。
そんな、危険を孕む。
成功した組織は、経験に頼り、それをコードにする。
効率化のため。
そこで間違うと、コードで人を縛る。
理想の組織像です。恐らく少数精鋭でしかなり立たない。
まあ、理想を眺めながら、現実を直視して、
『言われた事を理解し』
『言われた事をこなす』
其の基本の徹底が、はじめの一歩。
かな?
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購入金額
21,000円
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購入日
2009年01月頃
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購入場所
aoidiskさん
2011/11/14
すごいな、身につまされる話です。
TABUTABUさん
2011/11/14
ありがとうございます。世界観に惚れ込んで何度も見てます。
考えさせられるシーンも多いんです。
共感頂けたのでしたら、幸いです。