その福井さんの原点とも言える小説がこの「川の深さは」です。
タイトルからは想像しにくいですが、アクションサスペンスものです。
この小説、ライトノベルではないのですが、筆者が恐らくはアニメ世代で読んでいて影響を受けてそうなものがよくわかり、そこにはまれば共感できるのではないでしょうか。
殺人者として鍛えられた少年、保が任務として殺さなければならなかった少女葵
だが、保は少女を守るために組織を裏切る。
そんな二人を偶然にもかくまうことになった、元警察官の落ちぶれた中年男、桃山
物語はこの3人が過酷な運命にどう立ち向かっていくか、という感じで進んでいきます。
落ちぶれた中年のおっさん、桃山は、いろいろなことをあきらめて、ただ生きているだけの男です。
この男が、少女を守るために傷ついていく純粋な保を前に、熱い自分を取り戻していく、というのが読みどころだと思います。
文学、というほど読みづらくもなく、ライトノベルというほど軽くもないほどよいバランスが読んでいて心地いい本だと思います。
お勧めです^^
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購入金額
680円
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購入日
2000年頃
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購入場所
operaさん
2011/01/15
「亡国のイージス」「終戦のローレライ」は映画を両方とも見ました♪
スリルと迫力が有って面白いですね♪
つくもさん
2011/01/15
イージスは真田博之がよかったかなぁと思います。
ローレライは、監督が、樋口真嗣さんだったんで、特撮とCGがよかったかなと思います^^
operaさん
2011/01/15
良かったですね♪
>ローレライは、監督が、樋口真嗣さんだったんで、特撮とCGがよかったかなと思います^^
確かに映像も見事だったのと香椎由宇さんがミステリアスで良かったですね~♪