下は空気孔があり、上へと昇る構造で上には排気ファン・・・と、循環が上手くいく構造です。
もちろん底部分の空気孔周辺にはちゃんとしたスペース取りがされており、スタンドも接地面を傷つけないゴムの脚がつけてあり好印象。
上部分の排気は穴一つではありますが、12cmファン穴から中がすべて見える構造となっているので文句ない排気が可能になっています
と、エアフローの良さもありますがこのケースにはもうひとつ注目すべきポイントがあります。
それは「ケースの分解が取って引くだけで可能」ということです。
フロントパネルは引いて取れますし、サイドパネルは上にあげて取り外し可能ですので、手回しネジを採用するケースと違い気軽に分解が可能な上ネジの紛失の心配がないです。
これらの点は小さく見えて実際に使うととてもありがたく、冷却に関しての敷居が下がることとメンテナンスが簡単になるという利点があります。これらは実際の使用において大変重宝します。
しかし、このケースの構造上のデメリットもあります。
まずひとつに、裏にストレージを搭載する構造になっていて、排気が全く無い場所にストレージを置く構造であることです。
SSDであれば問題はないのですが、HDDの場合の熱処理がされないので対策が必要になるかもしれません。
2つめに、上面排気ファンがうるさくなりやすい事です。
排気ファンが上を向いていてなおかつ遮る網が2つあるので、ファンによっては風切り音が大きくなります。
静音を気にする場合はPWM搭載の静音ファンか単純に静音ファンを搭載すべきです。
MicroATXケースでありパーツによってはケース内部にかなりの余裕が生まれます。その際にHDDをマザーボード面に置くなどしてみるのも良いかもしれません。
また、トップファン(背面排気扱い)をGELID Silentにするなどの工夫をすれば静かにもなります。
SilverStoneは価格に質が正直に比例する会社です。この価格帯のケースは軒並み高品質であり、このケースにおいては突出した特徴を持ちながらも実用に耐え質も高いと評価が高いです。
一度体験すべき良いケースにふさわしいです
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購入金額
5,000円
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購入日
2014年03月29日
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購入場所
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