レビューメディア「ジグソー」

前作のマイナーチェンジ?

1986年に任天堂から発売されたディスクシステム用のアクションゲーム。

 

本作は『スーパーマリオブラザーズ』のパラレルワールドという設定。前作の主人公である《マリオ》のほかに、新しく《ルイージ》が操作できるようになりました。マリオは前作と変わりませんが、ルイージはより高くジャンプできる反面、ちょっと滑りやすいという特性を持っています(上級者向けのキャラ)。

 

基本システムは前作を踏襲していますが、幾つかの追加要素もあります。例えば、それを取るとミス扱いになる《毒キノコ》や、クリア済みのステージに戻されてしまう《逆ワープ》などがあります。また、ゲーム後半(5-1以降)になれば、《風の影響》を受けて進行方向へと流れてしまうエリアもあり、全体的にはかなり難易度が高くなっています。

 

本作は完全な新作ではなく、《前作のマイナーチェンジ》と表したほうが的確かも知れません。とは言え、シリーズのなかでも屈指の難しさだと思います。私の初プレイの思い出は、いきなり《毒キノコ》を取ってマリオが縮んだこと。取扱説明書なんて読まずに始めましたので、まさかの罠アイテムに吃驚しました。『ツインビー』の時とは違ってちゃんとカラーテレビで遊びましたので、キノコの色は判別できたはず……なんですけどね(笑

 

 

■ シリーズ作品(FC限定)

 


 

※2013年12月13日現在、以下のバーチャルコンソールが配信されています。

  • 購入金額

    2,500円

  • 購入日

    1986年06月03日

  • 購入場所

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • sandbagさん

    2013/12/14

    ルイージは大ジャンプ出来たので
    むしろマリオの方が難しく感じました(笑)
  • 千里一歩さん

    2013/12/14

    sandboxさん

    ルイージが使いやすいと感じるのであれば、sandboxさんはきっと上級者なんですねw
  • Schrödingers Katzeさん

    2013/12/14

     続編というより、上級者用というか。
     最初にこれをやったら厳しいでしょうねぇ。
     できないはずだったけど、できちゃったポール越えも公認仕様に変わってちゃんと実装されてたのはこれからだった気もします。
     前作をやりこんでる人ほど楽しめるような高難易度とギミックだったような気がします。

     意外と天井裏とか、バグか?と思うと、そうでもなさそうなギミックや遊びがある反面、流石にワークを書き換えたようなステージ指定は論外としても、頑張ればポールを越えられちゃったのは計算ミスの設計ミスって感じですね。それでもそれをネタとして取り込んじゃうのも凄いというか。
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