ディスク盤面の汚れや傷を修復し、読めなくなった CDや DVDを救出します。
特に子供には自分で DVDを管理させているため、下の子がよく傷だらけにします。
「こうしちゃったら観られなくなっちゃうんだからしっかり片づけろ」と躾のつもりなんですが、前より丁寧に扱うようになりましたがどうも保管状態が悪くやっぱり傷だらけです(--;
元々自動修復機は他社製のモノを持っているのですが、修復方法が研磨式なので修復後にディスク盤面は規則正しい細かい傷だらけです。
それでも読み込めなかったものが読み込まれるようになるのでデータ救出という意味では助かりますが、映画のDVDとかだとやっぱり傷だらけなのは悲しいです。
ところが、本品の修復方法は傷を埋める方法なのでディスクは修復前以上に傷が増えることはありません。
本体を見てみると、一昔前の CDプレーヤーの様な形をしていますが、ボタンは前面に 3つあるだけです。
右から「OPEN」「REPAIR」「CLEAN]になります。
稼動中は上の様に LEDランプが光ります。
クリーニングと修復には違うパッド(ヘッド)を使い、黄色は修復ヘッド
青色がクリーニングヘッドになります。
交換方法はヘッドを時計方向に回すと外れます。
CDプレーヤーと違いこのヘッドを下から押し付けるためフタの裏にはローラーが装着されています。
このためか、修復中は小型のハンドクリーナー並みの音がします。
実際の修復方法ですが、片側のパッドに修復液を 3滴ほど付けてからディスクをセットしフタをします。
そして、「REPAIR」ボタンを押すと修復作業に入り、約4分後に自動で止まります。
クリーニングの場合は、別途洗浄液があり修復時間は約 1分程度です。
実際に修復を行う前と修復後のディスクの状態は以下の通りです。
見ていただければ分かるように、完璧には消えないものの一回の修復で、かなりの傷が見えなくなります。
このディスクは「トム&ジェリー」の短編集なのですが、1話毎に何カ所も再生中に止まってしまい観られない状態だったのですが、一回の修復で完全に観られるようになりました。
ただ傷がまだ少し残っているので再度修復を行ってみたのですが、更に傷は減っているものの完全に消すことは出来ませんでした。
逆に余分な修復液がディスクの端に付着してしまうため、拭き取る手間を考えたら一度の修復で止めておいた方が良さそうです。
多少傷が残ってしまっても、前から持っている研磨式の仕上がりと比べたら雲泥の差ですので、今後はこちらしか使うことはないでしょう。
あと、本品のメンテナンスですがディスクにもよりますが 5 ~ 10枚くらい修復するとヘッドがかなり汚れますので、ヘッドを水で洗浄する必要があります。
またヘッドの使用目安はメーカーでは 50回となっております。
ヘッドは修復用とクリーニング用と別々にオプション販売されているので、私は修復できなくなってから購入する予定です。
今までも研磨式の修復機で何枚も救出しましたが、本品もかなり活躍してもらうことになりそうです。
-
購入金額
1,980円
-
購入日
2012年12月29日
-
購入場所
サンワダイレクト
いぐなっちさん
2013/01/25
なかなかピカピカになりますね~。
これはほしいですね。
atsuo@tokyoさん
2013/01/25
研磨式のはデータ救出の為って感じが強かったですが、本品で修復したものはこのまま使い続けて大丈夫そうです。
もっともメーカーの注意書きには
「本製品は傷による読み込みエラーを修復する機器で、ディスクの傷を消すものではありません。」
の文章は相変わらず書かれているので、過信は禁物ですが。
この手の修復機はディスクを沢山扱う人は常備しておいた方が良いですね。
タコシーさん
2013/01/27
しかしなかなか実用性ありそうです 傷が消えてるし.....
参考になります...
atsuo@tokyoさん
2013/01/27
先のコメントにも書いたように、過信はせずにあくまでデータのレスキュー用と考えて使った方が良さそうです。
修復後はすぐにクリーニングを行わないように注意書きがあったので、しばらくしてからこちらでクリーニングを行ってみました。
すると消えたはずの傷が少し見えてきました。
まぁ最初の状態になったのではなく、一回修復をかけた時よりも少しだけ傷が見えているくらいです。
この状態で再生をかけてもエラーは出なかったのでしばらく使い続けても大丈夫そうではありますが。