レビューメディア「ジグソー」

素晴らしく低発熱です

既に他の方が新アーキテクチャーやスペックに関してはレビューに書かれてると
思いますので、今回は割愛させて頂きます。

LotNoはL050A855です。

1/29に「どうせ無いんだろうな」と思いつつも立ち寄ったアキバのソフマップに、
残り2個のこのCPUを発見しました。

興味はあっても、イマイチ乗り気じゃなかった2600Kですが、マザーとセットで
5000円引き!に釣られてIYHしてしまいました。
その時は、後々大変な目に遭うとは思いもせずに…

同時購入したマザーはGIGABYTEのGA-P67A-UD5です。
これが大変な曲者で、OS入れるだけでヘトヘトになる位、おかしな挙動でした。
そうこうしてる内に、IntelからP67,H67の不具合の発表がありました。

RAIDにするとPOSTさえしないので、明らかにSATA周りがイカれてる感触です。
SSD二種類、HDD一種類で試しましたが、その全てでRAIDにすると突然起動出来ない
とか、そもそもOSも入らない等々、トラブルのオンパレード状態でした。
また、頻繁にBIOSが飛びまくるので、これも大きなストレスになりました。
たまたまP67の不具合の上に、更なる初期不良を抱えた個体を掴んでしまった模様です。
CPUのレビューですので、マザーの愚痴はこの位にして(^^;



○パッケージについて

他の方のレビューでよくお見受けする様に、本当に小さい箱です。
本当にこれでクーラー入ってるのかなぁ?と思う位ですが、実際に持って見ると
その重さでクーラーも入ってるんだ、と判明するかと。

付属のクーラーはトップフロータイプで、自分の感覚では使う気にはなりません。
確実とは言い切れませんが、クーラーに少なくとも二種類ある模様です。
自分の固体は0.6Aですが、A数がもっと上のクーラーが付属する石が存在します。
それら2つを同時に並べて検証した訳ではありませんが、A数の低い石は発熱も低い
のでは?と感じます。

実際、自分の石は驚くほど発熱しません。
BloomやGulfを知る身にとっては、なんて楽に廻せるんだろう…と感激しました。

○実際の使用感について

先ほども書きましたが、アイドル時は室温+3℃位の発熱です。
真冬で室温が低い事を差し引いても、その低発熱ぶりは素晴らしいのでは?と感じます。
2011y02m06d_020454931.jpg
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使用しているCPUクーラーはCorsair A70です。




TB2になり、以前のCPUよりTurboの効きが良くなってますので、キビキビ感がある様に
感じます。
定格同志ならi7 980Xと比べても、それ程違いを感じません(むしろ2600Kの方が速いのでは?とも感じます〕。
動画のエンコードでフルに全部のコアを使い切るシーンでは、6Coreに分はあるかと思いますが、普通に使う分にはストレスは感じません。
あくまで自分の感覚では、という話ですが。


○OC耐性に関して

個人的に最も気になってるOCに関してですが、結論から言いますと、素晴らしいの
一言だと感じてます。

倍率フリーですから、BIOS上で40倍にすれば簡単に4.0GHzにOC出来ます。
クロックジェネレーターの絡みで、今回はBCLKを上げると不安定になるとの事ですが、
自分の構成ではBCLK1005MHzまでは大丈夫でした。

4.0GHzにOCして3DMark06を廻した結果が↓のSSです。
ビデオカードはZOTAC GTX580AMP! EditionでCore990/Mem2320MHzの設定です。

06 1Core 30093.jpg
06 1Core 30093.jpg


ビデオカード一枚で3万超えました。
今回のアーキは06やパイ焼きは相当な速さを見せ付けると感じます。
Vantageや11はGulfに有利な感じもしますが、そこはメモリ帯域やch数、また圧倒的な
価格の違いを考えると、コスパは高いCPUだと強く感じます。


4.0GHz以上のOCに関しては4.5GHz位であれば、BIOSでのCore電圧はAutoのままでも
問題なく起動して正常に運用出来ました。
5.0GHzでベンチ通すとなると、自分の石と板(と腕)ではvCore1.5vが必要でした。
不具合を抱えたマザーなので、4.0GHz位のOCで楽しむのが現時点ではいいのかな?と感じます。

傾向としては、A数の低いクーラーが付属する固体=低発熱だけど、5.0GHz駆動にはそれなりの電圧を必要とするのかな?とも感じます。

不具合の解消されたマザーでブン廻して見たいですね。


★2/6追記です★

3DMark05、06は速いと感じましたが(それ以前の3DMarkは廻してませんが〕Vantage
もそこそこ速いのが判明しました。

CPU@4.0GHzでP37000overを達成しました。
Sandy 1Core P37267.jpg
Sandy 1Core P37267.jpg


メイン機の980X@4.0GHzのベストは現時点でP37500ですが、それと比べても遜色ないスコアだと感じます。
Core数の違いもあるので、PhysXの効くCPU SCOREで大きく離されますが(980Xに〕
GPU SCOREはSandyの方が伸びる手応えです。
ビデオカードの設定は同じでも、Sandyで廻した方がGPU SCOREは伸びました。

恐るべしSandyBridre(2600K)だなぁ…と感じます。


★2/12追記です★

相変わらずのマザーの不安定さに苦しんでます。
B3ステッピングの出荷が早まるかも?という噂に期待してます。

そんな中、5.0GHzで3DMark06を廻して見ました。
BCLKを上げ忘れたのでキリ良く5.0GHzにはなってませんが。

ビデオカードはEVGAのGTX580で、Core980/Mem2400MHzの設定です。
なんとビデオカード一枚で35700を超えました。

設定のSSはリンク先をご覧下さい。
クリックでSkyDriveへ

CPU ScoreはCore数の差が出てGulfの方が上ですが、その他はSandy圧勝ですね。
あくまで自分の環境での検証ですが。

特筆すべきは、やはりその発熱の低さかと。
CPU-Zでは1.08vになってますが、BIOSで1.515v掛けてます。
にも関わらず、24~28℃に納まってます。

普段使うには定格でもTB2の効果で、なんの不足も感じません。
これは今まで自分が使ったCPUの中でも、断トツにコスパが高いCPUだなぁ!と再確認しました。


★3/10追記です★

マザーの交換対応が始まっていますが、生憎自分の所有するGIGAのUD5のシリアルNoは
今月中旬からの受付との事です。

今でもストレージ周りに不安定さを感じてるので、RAID構成にする事が出来ずスッキリ
しませんorz

3DMark06でのビデオカード一枚の自己記録を更新しようと、数日頑張って見ました。
何とか目標の38000超えを達成しましたが、vCoreが高めで危険な香りの設定でしか
完走出来ませんでした(CPUテストで落ちる)。
交換したUD5でストレージ周りを含め、電圧的に変化があるとイイなぁと感じます。

とりあえず、今回の大まかな設定は
CPU 5205.3MHz (100.1MHzX52)
Core Voltage 1.6V
DRAM Freq 2136MHz(7-10-10-24-1T)
DRAM Voltage 1.68V

ビデオカードの設定はCore1015/Mem2510MHzです。
ビデオカードに関しては、06ではGTX580に対しては負荷が軽すぎる感じで、
Coreを下げてもScoreには殆んど影響がありませんでした。
06 Sandy 5.2GHz 38200.jpg
06 Sandy 5.2GHz 38200.jpg


39000に何処まで迫れるか?が今後の課題です。
早くまともなマザーで2600Kをとことん廻してみたいです。

交換品が届いて、検証が進んだらマザーのレビューも書こうと思います。
  • 購入金額

    28,430円

  • 購入日

    2011年01月29日

  • 購入場所

    ソフマップ

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