いわゆるGTSシリーズ。
PC水冷用のラジエターで120mmファンを片側に1個、両面のサンドイッチだと2個装着が可能。
冷却液の流量が少ないシステムや、低速ファンでの使用でも、パフォーマンスが落ちないように作られているそうです。
ですが、写真を見てもらえれば分かりますが、フィンがびっちりと敷き詰められており、低速ファン用としているわりには風抜けはそれほどよくありません。
実は、このGTSシリーズはかなり古い機種で、現在は、新型のSR-1が登場しています。
同じHWLabs製のSR-1と比べると、1600rpm以下のファンを使用する場合はSR-1のほうが冷却能力が高く、1600rpm以上のファンを使用する場合もSR-1のほうが冷却能力が高くなります。
店舗での説明では、「同サイズのProから比べて約20%の放熱性能アップでXtremeレベルの性能です。」と明記されていますが、この文中での「Xtreme」は、ただの「Xtremeシリーズ」で、「GT Xtremeシリーズ」ではありません。
ちょっとややこしいのですが、HWLabs製のラジエターには、昔、Xtremeシリーズというのがあって、XtremeⅡとか、Xtreme XFLOWとか、そうものがありました。
今現在、Xtremeシリーズは日本では販売されていません。
GTX(GT Xtreme)は現在も販売されており、高速ファンの使用時にはトップレベルの冷却性能を持っています。
このGTSラジエターは普通の従来のラジエターと違い、半分ほどの厚みしかないため、ケース内部の天板や、リアに取り付けしやすいという特徴があります。
どちらかというと、ケース内蔵として使用するのに向いているラジエターです。
ただ、ケース内部に余裕がある場合は、素直にSR-1や、他のラジエターを取り付けるほうがよいでしょう。
同様に、ケース内部に設置するラジエターに向いているものとして、Magicoolのラジエターがありますが、このGTSとMagicoolと比べると、若干、GTSのほうが能力的には上なんじゃないかという気がします。
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購入金額
5,280円
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購入日
2008年頃
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購入場所
CoolingLab
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