私がPCのチューナーに入力するアンテナで使っているのは同じ日本アンテナ製のVB-33CWというモデルで、こちらはVHF・UHFとBS/CSを別々に増幅して、かつ2系統の出力に対応し、増幅率も可変出来るという多機能モデルであるのに対して、このVBC-22CUは入力・出力が各1系統で増幅率の可変も出来ません。
ただ、多くの環境ではアンテナ信号はUHF/BS/CSの混合で供給されていると思われますので、分波・分配する前にこのようなブースターで増幅しておくことで、多数の機器を接続した場合にもアンテナレベルを保つことが出来ます。
最近リビングのTVにチューナーを内蔵したPCを新たに接続したのですが、ここのアンテナにはTV以外にもBDレコーダーとtorneが接続されていて、そこに分波+分配アダプターを挟んでPCを接続したため、局によってはアンテナレベルが明らかに不足して、コマ送り状態になったり映像が大きく乱れたりしていました。また、TVの方も一部でアンテナレベルの不足が見られるようになってしまいました。
そこで室内へ引き込まれている配線に直接このブースターを接続してみたところ、それらの問題はきれいに解消してくれました。出力が2系統であればTVなど従来の機器側とPCとで分けて使うことが出来たのですが、1系統でもこのブースターは増幅率は十分なレベルであり、どのチューナーでも十分な電波強度を確保出来ています。
電波強度が少し足りないという環境で、シンプルであるだけに手軽に導入して効果が得られるという点が魅力の製品といえるでしょう。
-
購入金額
4,780円
-
購入日
2013年06月20日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。