PC版を海外サイトからダウンロード購入した。
PCの日本語版はマウスによるメニュー操作がしにくかったので、海外版のファイルと差し替えてプレーしている。
ファイルを差し替えることで、日本語字幕、海外音声でのプレーも可能だ。
主人公は、ゲーム開始時は名もない囚人だが、旅を続けるうちに自分に秘められた力があることに気付く。
その力を用いて、混沌とする世界を救うというのが大まかなストーリーとなる。
ジャンルとしては、オープンワールド形式のシングルアクションRPGだ。
主人公を操作して、ストーリの舞台となるSkyrim地方を旅するのだが、マップがとてつもなく広い。
広大な平原、起伏のある山脈、沼地、雪原、大瀑布。
とにかく景色が素晴らしく、目的なく走り回っているだけでも楽しめる。
旅の途中に高台に登ってみる。
周囲を見渡すと、遠方に山などの自然物とは思えない影。
気になってその方面に向かってみると、要塞や古代の遺跡だった。
おぉ、すごいものを発見した。よし、今から探索だ。
ところで、さっきまで何をしようとしていたんだっけ?
Skyrimをやっていると、こんな感じでいつの間にか目的から脱線していることがよくある訳で、これが魅力の1つでもある。
ダンジョンも相当数ある。150ほどあるそうだ。
確かに1日プレーすれば、いくつものダンジョンに行き当たる。
内部が凝った造りのものも多いので、すべてのダンジョンを制覇するのはとても無理なのではと思えてくる。
過去に探索したダンジョンを再び訪れてみると、盗賊のアジトになっていることもある。
Skyrimには、ファイターやスカウト、メイジ、プリーストなどのクラスという概念がない。
レベルが上がると得られるポイントを各種スキルに振り分けることで、キャラクターの特性を出していく。
ファイターにしたければ、片手武器、両手武器と盾のスキルにポイントを振る。
正面突破が信条であれば、ヘビーアーマー&ウォーハンマーを装備して力で押し切るのもいい。
スカウトであれば、片手武器、弓術、隠密のスキルに振る。
スカウト系の能力に特化すれば、敵に存在を悟られることすらなく瞬殺することも可能だ。
メイジ、プリーストであれば、破壊魔法、召還魔法、回復魔法に振る。
相手の足を鈍らせ、遠距離から魔法をぶち込む。
ポイントの振り方は自由なので、いかようにもキャラクターを育てることができる。
スキル一覧(The Elder Scrolls V:SKYRIM 日本語版wiki)
クエスト数も膨大にある。メインストーリーに沿ったクエストを進めていいし、派閥に属して派閥クエストをやってもいい。
どちらかというと派閥クエストの方が面白いような気がする。
クエストで訪れるべき場所が、マップ上でマーキングされるのはなかなかの親切設計だ。
クエストをやらずにひたすらダンジョンツアーしてもいい。
鉱物を採取しつつ鍛冶スキルを上げて強力な武器を作ってもいい。
メインストーリーはあってもそれがすべてではない。
楽しみ方は人それぞれ。
ここがメインストーリー一本道になりがちな日本のRPGと大きく異なる点だ。
NPCも良く作り込まれている。
都市内で武器を振り回したり、大声を上げていると衛兵に注意される。
宮殿内で不要になった武器を捨てていると、こんな場所に捨てるなと召使いに怒られる。
物を盗むところや殺人現場を見られると衛兵に通報される。
Skyrimでは、NPCは定型文を繰り返ししゃべるだけの単純な存在ではない。
あらゆる点が半端なく細かく作り込まれていて、これだけのものがよくできたものだなと関心してしまうほどの出来映えだ。
下手な無料オンラインMMOよりもよっぽど良くできている。
久々に時間を忘れて没頭できる作品に出会った。
RPG好きであれば是非ともプレーしてもらいたい。
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購入金額
4,799円
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購入日
2011年11月11日
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購入場所
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