EPSON PDの電源ユニットそのまま。
ただし今回は部品取り(コネクターとケーブル)目的でゲットした。
EPSON-PDのマザーボードのコネクターは14ピン。よってATX規格の電源(20ピンor24ピン)は適合しない。コネクター形状が仮に合ったとしてもケーブル長が足りないので組み込むのは難しい。
そこでジャンクパーツからコネクタがついたケーブルを取り外し、中間に20ピンのコネクターで受けて中継する事にした。これが可能となればEPSON-PDをATX規格の電源で駆動することが出来る。今はせっぱ詰まっている訳ではないがそろそろ電源ユニットが寿命を迎えてもおかしくないので先行作業。
LSE9915D05から14ピンコネクタケーブルを取り外す。
さて、20ピンのコネクター(変換)はパーツをどこからか持ってくるしかない。やむなくジャンクマザーから取り外すことにした。捨てずに取っておいて良かったかも。
14ピンコネクタのケーブルに20ピンコネクタを取り付ける。ひたすら半田付けと熱収縮チューブで絶縁作業する。ヒートガンが無いのでドライヤーに細工して収縮させる。
出来上がった変換ケーブル
ATX電源側のピンアサインはこちらさんを参考にさせてもらった。基本的に配線の色は規格化されているらしく下調べしておけば混乱は無かった。
EPSON-PDを分解している状態で電源接続。恐る恐るスイッチを入れてみたら(やっぱり緊張するものだ)何も無かったかのように動いた。という訳でいつ電源ユニットが逝ってもATX電源で駆動する事が出来るようになった。
使用したATX規格の電源ユニットには温度センサーが実装されており、電源回路の温度に応じて冷却ファンの回転数を620rpm~1600rpmの範囲で制御する静音機能がついている。季節柄冷却効率は高いとは思うが、想像以上に静かなので電源ユニットをPCの外付けにした場合でも、そして夏場でもそこそこイケるんじゃないだろうかと期待している。
なお、作業を終えて思ったのは、わざわざジャンクな電源ユニットから部品(コネクタ&ケーブル)を取ったが、ケーブルとコネクター(端子)などのパーツがあれば、取り外す手間は無い。そしてケーブルも余裕を持って作ればPC本体と電源の距離を離すことも可能となろう。
工具、パーツ、資料・・・こういうものを揃えられたらなんとでも出来そうだ(もちろん非推奨)。
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購入金額
100円
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購入日
2010年12月01日
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購入場所
PC-DEPOT
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