EA STOREで日本語版をダウンロード購入してみた。
【シングルプレイ】
物語の舞台は、2010年のアフガニスタン。現地で特殊任務を遂行した特殊部隊員らの実体験を元とした、リアリティを感じさせるストーリー展開が魅力的だ。
2~4人のチームによる任務遂行が基本で、テロリストの拠点を急襲したり、人質を救出するなどの多彩なミッションを楽しめる。
シナリオ全体を通して感じられたのは、チームでミッションを遂行しているという感覚だ。
1人で敵部隊を殲滅するようなヒーロー性を重視したシナリオではなく、多勢に無勢であれば、退却しながら航空支援を要請してみたりと、いかにも現実味を感じさる場面もある。
武器については、種類は少ないものの銃撃音が個性的だ。
ちなみに私のお気に入りは、レンジャー連隊が使用していたM249SAW。空薬莢が地面に落ちる時の金属音が堪らなくいい感じだ。フル・セミオートを切り替えられる武器もある。
某FPSと同じ演出効果だな・・・。そんな場面がいくつかあったが、ドラマチックな展開もあって、全体的に緊張感を持ってプレーできた。
ボリューム的には、難易度ミディアムであれば、6~7時間もあれば終えられるだろう。物語のクオリィティが高いだけに、ボリューム不足なのが何とも惜しい。
【マルチプレイ】
中遠距離の戦闘が多く、見通しの効く場所にいるとまず狙われる。どこから狙撃されているのか分からずにkillされることも多々ある。そういう意味では、緊張感を持ってプレーできるといえる。
CoDのように、銃撃しながらMAP内を駆け回るマルチプレイに慣れているプレイヤーには、スピード感と軽快さに欠いた戦闘に感じられるかもしれない。
RiflemanやSpec Opsであれば、遮蔽物に身を潜めながら、味方と協力して少しずつ前線を上げていく戦闘スタイルになる。
長時間同じ場所に留まって悪戯に発砲していると、相手に居場所を悟られて迫撃砲を打ち込まれることも・・・。
まずは、立ち回り方に慣れることが重要だ。
MAPやゲームモードによっては、一方的なゲームになることも多々ある。MAP奥の高所からリスポーン地点付近を狙撃されることも・・・。その点は、MAPの作り込みやゲームバランス調整の甘さを感じる。
【Tier1モード】
シングルプレイと同じミッションを一定の制限下でクリアを目指すタイムアタックモード。
全くプレーしていないので、評価を省略する。
【総評】
シングルプレイは、史実を元に開発したということだけあり、ストーリーにリアルさを感じさせつつも、ドラマチックな展開もあり、緊張感を持って最後までやり切れた。
戦争の悲愴さを感じさせるメッセージ性もあり、クオリティが非常に高い。
一方、マルチプレイでは、ゲームバランス等の調整の甘さが目立つ。リアルさを追求するあまりに、ゲームとしての面白みに欠いてしまっている部分も多いように感じた。ジリジリと進む戦闘を好むか好まないかによって、大きく評価が分かれそうな気がする。
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購入金額
6,980円
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購入日
不明
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購入場所
EA STORE
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